理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな事からコツコツと

どっかで、こんな話を聞いた。 有名な横綱が言っていた言葉らしいが、詳細は忘れてしまった。 「遥かかなたに見える大きな山に登りたいのなら、目の前にある小さな石をまたぐ事から始めよう」。 このような内容だったと思う。 知り合いの理美容師さんは、ヘ…

希望に応える

今、頼まれて原稿を書いている。 原稿を依頼して受け取り、内容や漢字の表記などをチェックしデザイナーに渡すことは慣れているが、 正直、弊社の人間以外に頼まれる事は少ない。と言うか、滅多にない。 初めての事なので、担当者に迷惑をかけないようにと、…

社会保険

嫁の親戚(福島)の所に行った時の事だ。 今春、某美容学校を卒業して、神奈川県の某美容室に就職した娘さんがいる 叔父さんが唐突にこんな事を言ってくる。 「なぁ、美容室って社会保険にも加入してないのか?」と。 聞けば、その美容室は県内で手広く経営…

ターニングポイント

オイラが好きなサイトの一つに「帝国データバンク大型倒産情報」と言うのがある。 タイトルから想像できるように、倒産した企業の情報が掲載されている。 人の不幸を見て喜ぶのではなく、負債額とともに、 簡潔にまとめられた各倒産企業の栄枯衰退があり、そ…

スタッフの定着率を高める方法   理容 美容室 ヘアサロン

【ヘアサロン経営は経営者よりも、奥さんが重要】 詠み人 佐藤秀樹 昨晩、三鷹近辺で理容店を3店舗経営している佐藤さんが、撮影のため来社していた。 佐藤さんと言う人は世界大会などで活躍していたが、ここ数年は経営に対して積極的に取り組んでいる。 山…

見られてますよ、理美容師さん

帰宅中、いつも通る道に一軒、オシャレなヘアサロンがある。 ウッド調の外装と内装で、今風な感じ。 スタッフは、若い人が5・6人と言った感じだろうか。 閉店後も遅くまで練習などを行なっており、暗い夜中でも、店先だけは明るい。 なので、店先を通る人…

嫁語録in福島

先週末の三連休。 福島にいる嫁の親戚の結婚式に出席した。 日曜日が披露宴なので、土曜日から福島入りし、親戚一同でワーワーと大騒ぎをしていた。 ふと、嫁を見ると5歳の女の子を相手にルービックキューブを教えている光景が目に入る。 実に微笑ましい瞬…

ヘアサロンと危機管理

本日、知り合いの広島在住の理容師さんが上京したので、ほんの少しの時間だが話をする事ができた。 この理容師さんは、美容師でもあって、理容師なのか美容師なのか正直、分からない。 まっ、美容師でも理容師でも、どっちでも良いんだけどさ。 短い時間なり…

理美容師はオシャレなのか

昨日は日本ヘアカラー協会の2006年度委員長を取材した。 同協会2006年度のテーマは「ステキな大人のヘアカラー」。 このテーマの裏側には様々な提案があり、それらのお話しを伺ったのだ。 途中、ちょっと話がズレて、某機関による理美容室ユーザー調査結果に…

選択とシャンプー

昨晩は川崎で理容室・美容室の経営者と取材後、飲んだ。 あーだこーだと、くだらない話で盛り上がりつつも営業のヒントをいくつか貰った。 取材先でよく耳にする「お客さまに選ばせる」こと。 特に女性のお客さまの場合、選ぶ行為の提案が必要であると聞く。…

小説 組織改革物語 改革後編-改革か暴挙か-最終話 リフォーム

この物語は、著者のご好意によりRIKEI(理美容教育出版社発刊)2003年9月号から11月号にて掲載した原稿を、当ブログに転載させていただきました。毎週金曜日にアップしていきます。 理容組合は生まれ変われるのか、改革を目指した男たちの記録 著 吉田裕幸HI…

東京・中野の宮川に行ってきた!

昨晩は、看板を制作する会社の経営者と、東京・中野の宮川と言う焼き鳥屋さんで飲みました。 この宮川さんの焼き鳥は、一つひとつが大きく、しかも味噌でいただきます。 塩でもなくタレでもなく、味噌。 はじめて食べました。アリですね。 しかもです、看板…

エクステ

先日、あるヘアコンテストを取材した。 内容自体は極々普通なのだが、ウイッグによるエクステ部門に目が留まった(写真参照)。 エクステの範疇(はんちゅう)を越えているとのご批判もあるかもしれないが、 かなーり好きな発想。 写真に写っている通りスピ…

理容師と美容師の違い

理容師と美容師。 似ているようで、違いは色々あると感じる。 あくまでも私見だが、気が付いた事をポロポロと書いてみる。 量感を減らす際のテクニックを「梳(す)く」と言うのは理容師で、 「削(そ)ぐ」と言うのは美容師。 スタイリングと言うのが美容師…

全連と教育センター

本日、理容総研と言う理容業界のシンクタンクに在籍していた人と飲んだ。 昼酒っす。 場所は、池袋の海幸の街(うみのまち)と言う回転寿司。 ここは、基本的には回転寿司だが、別館に割烹もあるため、使い勝手が良い所。 通常の回転寿司と比べると、ちょっ…

恩田木工が理美容室を経営したら

よくよく考えるとオイラが好きな侍は、戦場で刀を振り回す武功(武断)タイプではなく、 政治力に長けた文治タイプが多い。 したがって、タイトルが戦国武将となっているが、取り上げる武将は、 どうしても江戸時代に活躍した人物となってします。 タイトル…

東京・渋谷の花しずくに行ってきた

昨晩は、いつもお世話になっている某美容室のスタッフと飲みに行った。 スタッフと言っても美容師でなく、経理や雑務を担当している事務方で、 数店舗ある美容室経営の後方支援を主な職域としている。 飲んだのは渋谷にある、花しずくと言う蕎麦屋さん。 お…

東京・新宿の立ち飲みばーるに行ってきた

先日、久し振りに立ち飲みばーるに行ってきた。 一ヶ月ぶりかな。 ギネスビールのポスターが貼ってあり、ちょっと新鮮。 鶏ユッケ(写真参照)や鶏ハムなどの肴も相変わらず安くて美味しいし、 なによりも、酒飲みのオイラにとって丁度良い量。 嫁と共に約2…

小説 組織改革物語 改革後編-改革か暴挙か-第6話 嘆き

この物語は、著者のご好意によりRIKEI(理美容教育出版社発刊)2003年9月号から11月号にて掲載した原稿を、当ブログに転載させていただきました。毎週金曜日にアップしていきます。 理容組合は生まれ変われるのか、改革を目指した男たちの記録 著 吉田裕幸HI…

技術の継承

【有名店でも店は残らないが、技術は継承される】 詠み人 ある美容室経営評論家 数十年前に栄華を極めた理美容室。 その中で、現在まで存続している数はどの位だろうか。 ごく一部に過ぎない。 しかし、店そのものは衰退したが、そこで培われた技術は考え方…

東京・荻窪の焼き屋に行ってきた

昨日の「居酒屋ぶらり旅」後編で御座います。 ウイッグメーカーの営業マン、はしもっちゃんと2人で東京・荻窪にある居酒屋さんに向かう。 その名は「焼き屋」。 駅前の大通りから一本脇道に入った場所にあり、店内は薄暗い。 立ち飲みカウンターと4人掛け…

電話で失客

ヘアサロンに電話をかける。 エロ侍が「〇〇出版のエロ侍と申しますが、〇〇さん、お手隙でしたら・・・」と話していると、 オイラの言葉を遮るように「少々お待ちください」と早口で返ってくる事がある。 これ、なんかイヤな感じがするのよ。マジで。 なん…

東京・阿佐ヶ谷の炭火焼 友ちゃんに行ってきた!

昨晩は、ウイッグメーカーに勤務する営業マン、通称・はしもっちゃんと居酒屋ぶらり旅。 ちなみに、はしもっちゃんとエロ侍の夢は師匠と崇拝する、なぎら健壱と居酒屋で偶然に出くわすこと。 さて昨晩は、東京・阿佐ヶ谷に繰り出しました。 今回のターゲット…

理美容業界にも自主防犯組織は必要

自主防犯組織がある地域は、無い地域と比べて犯罪の発生率が違うらしい。 もちろん、組織が存在する地域は犯罪が少ない。 目を光らして周囲を見張っている人たちがいれば、当然である。 それが犯罪を生まない。 だから平和なのだ。 これを理美容業界に置き換…

消費者ニーズと気付き

遅ればせながら、任天堂DSを購入する事になった。 正確にはDSライト。嫁が欲しいんだってさ。 そこで、会社帰りに秋葉原を通るので途中下車し、ヨドバシカメラをのぞいてみる。 DSライトを探すも、売り場には「売り切れ・入荷未定」と書かれた張り紙が…

料理上手は経営上手?

オイラは料理する事が苦手だ。 作りもしないくせに、出された料理に対して、どこぞの料理評論家のごとく 「何々が足りないな」「日本酒と合う」「味にしまりがない」などと講釈をたれる(汗)。 料理が上手な人を見ていると、ある事に気が付く。 それは、段…

ヘアサロンでの仕事中、地震が発生したら・・・

本日は防災の日。 そこで思う事は、ガラス面が多いヘアサロンは、地震などの災害の際、非常に危険である、と。 ガラス張りのヘアサロン、珍しくないからね。 もちろん、強度も低くなるし、鏡なども倒れて来ると危険ではないか。 ヘアサロンには、接客やカウ…

小説 組織改革物語 改革後編-改革か暴挙か-第5話支部統廃合

この物語は、著者のご好意によりRIKEI(理美容教育出版社発刊)2003年9月号から11月号にて掲載した原稿を、当ブログに転載させていただきました。毎週金曜日にアップしていきます。 理容組合は生まれ変われるのか、改革を目指した男たちの記録 著 吉田裕幸HI…