先週末の三連休。
福島にいる嫁の親戚の結婚式に出席した。
日曜日が披露宴なので、土曜日から福島入りし、親戚一同でワーワーと大騒ぎをしていた。
ふと、嫁を見ると5歳の女の子を相手にルービックキューブを教えている光景が目に入る。
実に微笑ましい瞬間だった。
秋の清々しい微風が目の前を通り抜けると、薄手のカーテンがフワリを舞い上がる。
柔らかい日差しが心地よい。
親戚の子供達も楽しいのだろう、田舎の大きな家の中で追いかけっこをしている。
庭を眺めながらビールを飲み、田舎って良いもんだなぁなどと感慨に耽(ふけ)っていると、
嫁の声が聞こえてくる。
「・・・ービック・・・ーブってのはね・・・」
どうやら、使い方の説明をしているようだ。
が、よーく聞いていると何か違う。
「・・・ービックルーブって知らないの? お姉ちゃんの小さい頃ねぇ・・・」
ん? ちょと待て。なんかヘンな事言ってないか?
「キュービックルーブって、昔さぁニセモノまで発売されてさぁ・・・」
・・・(汗)。
や、やばい。
いつもの嫁のボキャブラリーが出やがった。
ここは夫として嫁の名誉を守らなければ!
そう思い、コソコソと嫁に近付き注意しようと思った矢先、
「おめぇ~、それぇ~ルービックキューブってぇ言うんだべしたぁ!」
最年長のお婆ちゃんが、容赦ないツッコミ。
親戚一同爆笑。
「相変わらずぅ~、ヘンな事ばっかぁ言ってるんだぁ~」
ガーハッハッハッハッハッ。
これまた一同大爆笑。
嫁語録は田舎の人にはウケる事を知った。
× キュービックルーブ
〇 ルービックキューブ