理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

希望に応える

今、頼まれて原稿を書いている。

原稿を依頼して受け取り、内容や漢字の表記などをチェックしデザイナーに渡すことは慣れているが、

正直、弊社の人間以外に頼まれる事は少ない。と言うか、滅多にない。

初めての事なので、担当者に迷惑をかけないようにと、

表現方法などを含む文体や、内容について御指導をいただいている。

元来ふざけた人間なので、書いているうちに、相手の思惑に沿った内容から脱線してしまう。

その度に書き直しては読み返し、また書き直す事の繰り返し。

無意識に(汗)(滝汗)(ナイアガラ汗)と打ち込んでいる自分が悲しい。

気が付かないうちに、本来の目的とは違った方向になり、しかも、それ自体に気が付いていない。

そこで思った。

なるほど、原稿を書く人は、いつもこのような心境になっているのか、と。


これは理美容師にも同じ事が言えるのではないか。

カットやカラー、パーマを行ない、お客さまから料金を頂戴している。

もし、自分のお小遣いの中からカットやカラー、パーマを行なう際、

どのようなヘアサロンに行き、どのようなスタイリストに担当して欲しいのか。

そのように考えた際、あなたのヘアサロンやスタッフたちは、

あなたの希望に応えられると思えるだろうか。

普段頂戴している金額を、自分自身が払う事ができるのか。

ヘアサロンをオープンした時の志や夢と違った方向に向かってはいないか。

そのような目線で自店を観ると、普段とは違った印象を受けるかもしれない。


と、偉そうな事を書く前に、頼まれている原稿をなんとかしよう。

それにしても、これほど気を使って文章を書くのは久し振りなんだな(汗)。

あっ、また無意識に(汗)とか書いてるし(滝汗)。

では。