理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンと危機管理

本日、知り合いの広島在住の理容師さんが上京したので、ほんの少しの時間だが話をする事ができた。

この理容師さんは、美容師でもあって、理容師なのか美容師なのか正直、分からない。

まっ、美容師でも理容師でも、どっちでも良いんだけどさ。

短い時間なりにお互いに近況を話し、その理容師さんのお店、近々リニューアルするとのこと。

前回のリニューアルが6年前。

「大変だよぉ~」と言いながらも、その目には力がみなぎっている。

一昨日と昨日の台風の状況を聞くと、そりゃもう大変だったと言う。

ただし、そのヘアサロンには停電になっても自家発電設備が作動するため、

冷暖房と照明を保つ事ができるので、営業には支障がないと言う。

むしろ、急な停電からお客さまを守る為に、経営者として当然の事だ、とも言う。

その理容師さんはリニューアル業者から聞いたらしいのだが、

そこまで実施しているヘアサロンは少ないらしい。

規模や設備内容にもよるが、わずか十万円程度で3時間の停電には耐えられる。

にも関わらず、行なわない。

気持ちは理解できなくもないが、どうなんだろうか。

理容師さん曰く「例えば真夏に停電して冷房が使えない状況になったら、

近隣の人が涼めるし、真冬だったら、暖まれるからね」と。

なるほど、ここまで地域住民の事を考えているからこそ、信頼を得られるのか。

同い年の理容師さんと話をしていて、自身の未熟さに恥ずかしさを感じた。

では。