理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理容業界話とESとウエルカムカード

どもどもども。皆さんこんばんは。

締め切り真っ最中、明日が勝負のエロ侍です。


昨晩は石川・金沢のヘアサロンSunbath(サンバス)経営者と右腕さんとの飲み会マーケティング総合研究所。

飲み会マーケティング総合研究所とは、ダラダラとお酒を飲みながら、

あーだこーだと理美容業界の情報交換を行なうことです。


サンバスさんに聞けば、絶好調てっぺん(炙縁)に行かれた事がないと言います。

オイラも興味があったので、早速、行ってみました。


まずはウエルカムカードがあり、これ見た瞬間、やはり素直に嬉しいですね。

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以前、弊誌サロンオーナー10月号の特集で、

理美容業界やアパレル業界などで活躍している経営コンサルタント畑中修司さんから

付加価値と言うのは、同業他社への参入障壁(さんにゅうしょうへき/簡単にできない事)と教えてもらいました。

となれば、付加価値は金額的なサービスではなく、もちろん商品でもなく、

この様な手間隙(てまひま)かけた部分だと思っています。

オイラが居酒屋てっぺんに行きたかったのは、本価値に加え、この付加価値にもあります。


炙縁さんのスタッフにオススメの肴を聞く度に「じゃーそれで」と言うオイラたち3人。

スタッフが自店の強みを意識していますと、スラスラと色んな料理を教えてくれる事が多く

ハズレがありません。今回も、魚の炙りを中心に、美味しくいただけました。

ありがとうございます。


さて、今回の飲み会マーケティングですが、端的言いますと、オイラ、少々しゃべり過ぎました。

普段の飲み会では基本的に、聞いて返して膨らます、そんな作戦なんですが

今回、サンバスチームの2人が聞き上手と言いますか、

話の振り方が巧いので、まんまと乗せられました。反省。


印象深い内容は、サンバスさんのサロンの事ばかりではなく、業界全体としての視野に立った話が多く

それ一つにしても嬉しかったりします。


いつもお世話になっているMaijor7(メジャーセブン)氏から教わったのですが

ヘアサロンの経営者になった瞬間から、自店の事と業界の事は並行して考えて行動すべきと言います。

我田引水ではありませんが、自分のメリットばかりを考えてしまい、それが結局、自店に影響してくる。

理美容業界の場合、業界人口減少に対して、どうすべきか。

そこを考えないで、スタッフ集めに翻弄されていると、

最終的には、自店へ就職を希望するスタッフが少なくなってしまうと言うことです。

スミマセン、偉そうに。。。


話を戻しますね。

結局、お金の使い方を工夫するだけで、価値を感じ、それが自店のサービス力向上にも繋がる。

勉強になるサービスを受ける事で、はじめて自分もできるようになる。

そこから様々な取り組みに対しての改善箇所が見えてくる。

そんな話も出てきました。


事実、サンバスの右腕さんは、今回の炙縁さんで「このウエルカムカードって手書きですか?」

とスタッフの方に質問しており、その後、書き方を教えてもらっていました。

そのような光景を見ていますと、この居酒屋さんに来て良かったなぁ、などと思うオイラ。

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ちなみに、ウエルカムカードの情報交換風景は、こんな感じです。


そして完成したのが、これ。

イメージ 3

濃淡を使いこなして、味がありますね(と、評論家みたいなコメントを書いてみます。すんません)


そうそう。

サンバスさんと色々話をしていると、かわいい女性が入ってきます。

どうやら、休日のスタッフが遊びに来たようです。

その女性スタッフは、サンバスさんと同じ石川・金沢出身。

地元の話で盛り上がっている状況を見ながら思ったのは、

なぜ、この女性スタッフは休日にも関わらず、遊びに来たのかと言う事。

聞けば「家にいるよりも、こっち(職場)にいる時間の方が長い」と笑顔で教えてくれます。


なるほどね。職場が好きなんです、この女性スタッフは。

そりゃ自然な笑顔になるし、お客の会話とも盛り上がる訳です。

ES(スタッフ満足度)を高めるには大変ですが、これも付加価値の1つ。

事実、サンバスさんたちは「また来ます」と、サラっと言ってますし。

こうやって、客数が増えていくのですね。


また、顧客と思われる人たちが笑顔で写っている写真が貼ってあり、思わず、ほのぼのします。

これも理美容業界でパクれる内容だと思いました。


飲み会マーケティングでは、色んな事が勉強になります。


本日の感謝

サンバスさん、炙縁さんとのご縁に感謝です。

ありがとうございます。


明日の夢

本日の締め切りに間に合わなかった原稿を、まとめます。

印刷会社の営業さん、ごめん。