理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアスタイリストの自己紹介

昨日の続きです。

実家の理容店改革企画「やってみたら、こうなった」取材の話です。


スタッフの自己紹介メニュー表を作るにあたって、まずはネタ集めです。

まずは妹との会話の中から、色々集めるのですが、これが結構、面白い。

以前、道具屋さん主催のイベントで、

ヘアサロンのメニュー表についてお話させていただきました。

この時も事前に、ネタ集めとして妹と話しをしたのですが、それ以来です。


小学生の頃に絵画教室に通い、どっかの大会で優勝した事を思い出して聞いてみると

今でも時々、ヘアスタイルなどについてデッサンを描いていると言います。

じゃーさー、毎月一枚で良いので、季節を感じる花みたいな絵を描いてよ、とお願いすると

「いーよー」と即答してくれます。

しかも、貼り絵です。

これで、サロン内に季節感を打ち出す事ができそうです。

季節感。これって案外重要だと思います。

お客さまが「飽きる」という心理状態になり、そこから失客する流れを解消するツールの一つに、

季節感をイメージするモノが関係してくると考えているので。


その後も色々と今後の展開を相談していると、ふと修行時代の話になります。

「毎月、どの位の個人売上げだったの」と聞くオイラ。

「あんまり覚えていないけど、とりあえず100万円は超えていたかなぁ」と妹。

「客単価が低かったから大変だったけど、毎月200人以上は担当していたよ」

・・・・・・。

え? 結構凄いじゃん。

やはり、実家の理容店改革のキーマンは妹になりそうです。


そして、母親に話を聞きます。

「自己紹介? そんなの必要ないよ。仙台の理容学校を卒業。ハイ、終わり」

と言われますと、正直、ムッとしましたが、改めて必要性を話しつつ、

これは仕事であると自分に言い聞かせ、あれこれ話を引き出します。


ネタ集めの最後は顔写真を、どうするのかで話していますと

昔の写真を使う事に決定しました。


古い写真を引っ張り出して「あー、この頃はね」「そうそう。あそこに行った時の写真だ」

「あっ、これにしよう。これ」などと盛り上がり、とりあえず終了しました。

ちなみに、これはオイラの幼少の頃です。


イメージ 1


可愛いですね。非常に。神童です。賢そう。オーラが出ています。

・・・・・・と、自画自賛はどーでも良いのですが、

後は、自己紹介メニュー表を製作するのみとなりました。

完成次第、紹介しますね。


自己紹介メニュー表は、作る段階のネタ集め、非常に楽しいです。

スタッフ間、家族の間でも知らない事、もしくは勘違いが結構あります。

事実、以前は実家の理容店は開業77年と言っていた母親ですが

実際は70年という事が発覚しました(汗)

「40年も、ここにいるんだ」と感慨深い母親ですが、これも強みの一つ。

要は、「古臭いイメージ」を「歴史と伝統」に置き換えれば良いのですから。


実家の理容店改革。

やってみると、かなり面白いです。

このような心境になれた事が、新たな発見でもあります。

さて、次回のネタは、どうしましょうか?


本日の感謝。

昨晩の飲み会、勉強になるお話を多々いただきました。

改めて、内容を整理して後日紹介してきます。


明日の夢。

どんどん原稿が溜まっています(汗)。少しでも、原稿打てますように。