嫁さんの行動パターンを見ていますと、勉強になります。
今回も消費ではなく、興味を示した行動について紹介していきますね。
とあるペットを対象とした葬儀会社とのやり取り。
電話をかけると、すぐに担当者が当家にやってきました。
棺桶ならぬ棺段ボールを持ってきてくれたのですが、
その際、営業マンが「これ、使ってください」といいながら保冷剤を手渡してくれます。
「わー助かります。ありがとう」と満面の笑みの嫁。
聞けば、電話で保冷剤が必要である事は一切触れていません。
おそらく、営業マンが気を利かせて自主判断で持ってきてくれたのでしょう。
大量の保冷剤を必要としていた嫁ですが、近所のスーパーに買いに行くものの在庫がなく
顔見知りの精肉店の経営者に相談したところ、分けてもらっていた状況。
このタイミングでやって来たのが営業マンです。
保冷剤は複数あり、コンビニのビニール袋に入っていました。
しかも、北海道展と言うシールが貼ってある保冷剤もあったりして、
あたかも、今、かき集めた様子を強く感じます。
顧客満足度を高めるには色んな方法があります。
それらを一つひとつ学習しマネをするのも良いのですが、
「心のあり方」次第で結果は違ってくると思うのです。
事実、今回の営業マンの心づかいが嫁の感動を生んでいるように
「やり方」ではなく「心のあり方」がしっかり定まっている事だけで
相手に感動を与えることが充分可能であると学びました。
そして、その積み重ねが顧客満足度向上に繋がるのではないでしょうか。
あの嫁さんが表情には出さないものの、いたく感心している様子から
サービスについて考えさせられる出来事でした。
では。