先日、友人数人と東京・新宿にある某チェーン系居酒屋に行った。
生ビールを頼んだが、酸味が強くて飲めたモノではない。
2杯目からはビンビールにしたのだが、コップが来ない。
催促すると、人数分持ってきたのだが、それは焼酎を飲むグラスだ。
しかも、手あかがガンガン付いているので、交換してもらった。
まあ、そこまでは良い。
つまみに、厚焼き玉子を頼んだのだが、一向に持って来る気配がない。
従業員に聞いてみると、厨房に戻り厚焼き玉子を持ってきた。
が、「電子レンジが壊れていて、冷たい厚焼き玉子ですけどいいですか?」と言葉を添える。
一同、爆笑。
まあ、そこまでは良い。
目の前にあるお新香を食べると、なんだか舌がビリビリになる。
友人たちにも食べてもらったが、全員の舌がビリビリになってしまった。
多分、ちょっと古いのだろう。
まあ、そこまでは良い。
タイヤキがメニューにあったので、珍しさもあり頼んでみる事になった。
すると従業員から、電子レンジが壊れているので、ちょっと時間がかかると言われた。
で、数分後。
油で揚げられギトギトになったタイヤキが届く。
タイヤキ揚げなんて、初めて見た。
まあ、そこまでは良い。
ビールを飲み干して、サワーを頼んだ友人A。
トマトサワーだ。
案外、美味しく友人Bも頼んでいた。
で、友人AとBはトマトサワーが気に入ったのか、2杯目も同じモノを頼んでいた。
トマトサワーが2杯届く。
「なんか色が違うね~♪♪」と酔っ払いながら友人AとBが話していた。
そして、友人Aがトマトサワーを一口飲んだ瞬間、
「これ、違う」「トマトサワーじゃない」「なにこれ?」
目が点になったまま、続けざまに言っていた。
すると、恐る恐る友人Bもトマトサワーに口をつけると
「これ、ケチャップじゃない? ウゲェ~」といい始める。
全員でまわし飲みすると、確かにトマトケチャップの味そのものだ。
とりあえず、店長を呼んでみる。
すると、トマトサワーを持ってきた従業員が
「本日、海外旅行で休みなんですよ~」と言う。
しょうがないので、トマトケチャップサワーを、その従業員に渡して飲んでもらった。
すると「これトマトケチャップですよ」「私、作ってるの見てましたもん」と言う。
一同、唖然。
誰も言わなかったが全員
「じゃー、そん時に注意しろよ!」「っちゅーか、そんなモノ出すなよ!」
と心の中で突っ込んだ事だろう。
すると、その従業員はそそくさと厨房に戻り、そのトマトケチャップサワーを作った張本人を連れてきた。
張本人君は満面の笑顔で「ゴメンナサイ、ワタシガ、ツクリマシタ」と言うではないか。
数秒後、一同爆笑。
もう笑うしかなかったのだ。
電子レンジが壊れていたり、店長が海外旅行だったり、
油で揚げたタイヤキを持ってきたり、ケチャップサワーを作っている所をみていたり、
正直に言ってくれるのは良いが、なんだろう? 何かが違うと思ったのはエロ侍だけだろうか?
昨晩、本当にあった恐い話だ。
写真は、トマトケチャップサワー。一度、お試しあれ。