理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

顧客満足度が単価を牽引する

皆さん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

なんか、本日の日記、かなり長文になってしまいました。ごめん。


内容は、こんな感じです。

・プロフェッショナルとは

顧客満足度と客単価の関連性


昨日は、友人夫婦に誘われて嫁さん共々、4人でランチに行き

その後、オイラは、中学校時代の同級生の結婚式二次会に参加しました。


まずはランチの話から。

休日にランチするのは、ほんと久し振りです。

昼酒大会なら頻繁に開催しているのですが、食事がメインと言う経験は少なく、ちょっと緊張です。

友人からは事前に「ジャージはダメだからね」とアドバイスもいただき、

しょうがなく、シャツを着て伺いました。


場所は東京・原宿にある表参道うかい亭

シェフが目の前の鉄板で、魚介類やお肉を焼いてくれるスタイルで、

一度、行きたかったんです、この手の業態に。


ちなみに、こんな感じです。お肉を焼き始めた時です。

イメージ 1

今回担当してくれたのは、佐藤さんと言うシェフ。

話が面白いと言いますか、奥深いです。


ジュージュー焼きながら、素材の説明から、今、どのように焼いているのかなどなど

色々と、料理の話をしてくれます。

また、的外れな質問に対しても、分かりやすく答えてくれて、非常に空気感が良かったです。


例えば「その帽子、上の吸煙機に当たらないですよね」と言う嫁さんの質問に対しても

「そーなんです。実は、当たらないように注意していて、ちゃんと計算しているんですよ」

「当たらないように背筋の高さを調整するのも、テクニックの一つ。なんてね。ハハハ」

こんな感じです。


で、聞いていて思ったのは、プロフェッショナルと言うのは技術は勿論、

その内容を、素人相手に簡単な言葉を使い、

理解し易い様に、例え話を交えながら説明する事も必要だなぁ、と。


ちょっと話がそれますが、シャンパン飲み放題のコースを頼んだのですが、

贅沢(ぜいたく)ですね、オイラ、生意気にも飽きてしまいました。


で、「白ワインでも飲もうか?」と言うと、友人夫婦、嫁さんからは

「たぶん、高いから我慢(がまん)しよう」みたいなビームが返ってきたので、諦(あきら)める事に。


でね。面白かったのは、ここから。

肉料理になった時、佐藤シェフから「どうですか? 赤ワインでも」と薦められると

「わー、飲みたいなぁ」と友人夫婦。嫁さんなんか「あんまり、モワモワしない赤ワインがいいな」

などと、相変わらずのボキャブラリーで注文しています。


「モワモワしないモノですね。わかりました」と、マジメに応えるホールスタッフ。

伝わるんですね(汗)。この辺の応対、さすがです。


まずは、お客の言葉を繰り返し、理解しているメッセージを伝える接客、勉強になります。

しかも、佐藤シェフまでも「あー、わかります、モワモワと言う感覚」とフォローを入れるのですが

この連携プレイ一つにしても、一人のお客に対して、スタッフ全員で応対する

俗に言う、全員接客の重要性を痛感しました。


話を戻しますが、オイラがワインを飲む提案を行ない、却下されたにも関わらず

佐藤シェフが提案した際には、なぜ受け入れられたのか、その点について考えてみます。


恐らくですが、説得力ではないでしょうか。

料理やお酒の素人であるオイラからの提案には、説得力がありません。

一方、距離感が縮まった目の前にいるプロフェッショナルからの提案からは

赤ワインの必要性を感じ、価格と言うのは二の次になったと考えます。


つまり、欲しくなったから買う。

単純に、そのような思考となったのです。


客単価は顧客満足度に比例する。

そこには、プロフェッショナルからの簡単な言葉による説明

その積み重ねによって信頼性を高め、提案すると言う流れがある事を学びました。


個人的には、旨い理由が理解できると、

納得して満足すると言う思考回路が働く事を、再確認できた機会でもあった昨日。

勉強になります。

人がモノやサービスを受ける際、「納得する」と言う段階を経ると言う事も再確認しました。


ちなみに、会計時に分かったのですが、赤ワイン一杯の価格は…3千円(泣)

さくら水産の飲み放題コースより、高額です。

繰り返しになり申し訳ありませんが、ワイン一杯の値段がです。


でもね、赤ワインを旨そうに飲んでいる友人夫婦、嫁さんを見ていると、

満足度が単価を牽引(けんいん)している事実が理解できました。

顧客満足度(CS)を高めるには、従業員満足度(ES)の向上が必要不可欠。


今回の佐藤シェフのプロフェッショナルと言う意識が、料理に対する姿勢や知識を生み

また、ホールスタッフの皆様による全員接客と言う取組からもESが高い事を感じ取りました。

もっと言えば、ESが空気感を作るとも考えられます。


良い店には、何かしらの理由があり、だからこそ行く価値がある。

うかい亭のようなお店には頻繁(ひんぱん)には行けませんが、

でも、実際に行って勉強できる価値が、価格以上に得られる事も知りました。


余談になりますが、帰宅後の嫁さんは「肉、旨かったぁ。肉、旨かったぁ」と連発。

その喜びようから、せめて半年に一度位は連れて行けるようにならないと…などと思うオイラ。


頑張ろうっと。


ごめん。かなり長文になってしまいました。

中学校の同級生の結婚式2次会で学んだ話は、また明日。


本日の感謝

うかい亭に誘ってくれた友人夫婦に感謝。

かなり勉強になりました。ありがとうございます。


明日の夢

異業種の取組を取材している連載企画。

12月号の取材先のアポが取れますように。


【日曜日恒例のアンディ通信♪】

シルバーウイーク中、長野に遊びに行きました。

アンディ君のお友達が沢山遊んでくれたのですが、疲れ果てて熟睡している一コマ。

イメージ 2
写真提供 嫁さん(アンディファクトリー)

普段、壁紙剥(は)がしたり、大量の綿棒を食べちゃったり、

オイラと嫁さんが朝ごはんを食べる際、シュウマイをテーブルの上に置いて、

気が付いたら全部食べてガッツリ怒られるなど

普段ガチャガチャしているアンディ君ですが、寝顔は、まだまだ赤ちゃんです。

やっと、9ヶ月目に突入しました。

それにしても、デカイ(汗)。どんくらい大きくなるのでしょうか。