理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンの値ごろ感 その発生メカニズムとは

ヘアサロンを利用しているお客さまの値ごろ感、もしくはお得感。
 
逆に割高感を感じるのは、どうしてでしょうか? 今日の内容は、その辺についてです。
 
 
こんばんはー。本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
 
昨晩、更新したつもりでしたが、何かの手違いでしょうか
 
アップされていないので焦っている関口です(汗)
 
岡山からの帰りの新幹線の出来事でしたが、まぁ後日改めて紹介しまーす。
 
 
さて、値ごろ感と割高感と言う感情についてですが
 
先週、いつもお世話になっているデミ コスメティックス野口憲一さんを取材させてもらいました。
 
 
新規客は、値ごろ感を抱けば再来店する確率が向上する。
 
では、なぜ値ごろ感を抱くのか。その根幹について教えてくれます。
 
「入店からお店を後にするまで、その間に得られるコトの全てに対して課金しているから」と。
 
オイラ、恐らく「???」と言う表情をしていたのでしょうか。
 
さらに噛み砕いて説明してくれました。
 
 
「電話受付が良かったからプラス300円」
 
「ドアを開けて対応してくれたスタッフが好印象だったから、プラス500円」
 
「予約時間になっても待たされたからマイナス1000円」
 
「シャンプーが気持ち良かったからプラス700円」
 
「掃除しているアシスタントの姿が気持ち良く映ったからプラス600円」
 
「目が合うスタッフ全員が笑顔で会釈してくれたからプラス500円」
 
「カウンセリングで自分でも気が付かなかった髪の悩みを知ったからプラス1000円」
 
 
「こんな感じで、サロンワークで目に入る、聞こえる、触れられるなど全ての体験に値段を付けているんだよ」
 
「でね。最後のお会計の時に、無意識に総額を計算している。例えば1万円になったとする」
 
「それが『本日はカットですから6000円になります』と言われたら、どう思う?」
 
 
なるほど。そうやって値ごろ感と言うのが生じるのですね。
 
「だから、凡事徹底が重要なんだ。ちょっと見てご覧」と話す野口氏の視線の先には
 
ドアを開けるお客さまがいます(ファミレスみたいな場所での取材でした)。
 
 
手が空いている女性スタッフが対応していますが
 
「手が空いているのは彼女だけではないよね。ほら。あの彼女とあの子も対応できるし」
 
と、今度はホールに視線を移しながら、教えてくれます。
 
店内の観察はまだまだ続きます。
 
 
「来客時の対応は、スタッフが一人で行なうと言うルールがあるのかな?」
 
「恐らく存在しない。あるとすれば、それはスタッフ達の固定観念だけだ」
 
「手が空いているスタッフが三人いれば、三人で対応すれば良い」
 
「そのような接客を受けたお客さまは、どう思うだろう」
 
「感動するんじゃないかな? 僕だったら嬉しいけど」
 
 
凡事を徹底すると言うのは、まず最初に固定観念の打破から行なうのですね。
 
「一度、サロンワークの一連の流れを検証してみると、固定観念が浮かび上がるよ」
 
最後に、このようなアドバイスをいただきました野口さん、ありがとうございます。
 
 
皆さんも、飲みに行った際に〆はラーメンと言う固定観念はありませんか?
 
オイラは時々、その衝動に駆られますが(汗)。
 
 
本日の感謝
 
野口さーん。ありがとうございます。今度、飲みに行きましょうね。忙しいと思うけど。
 
 
明日の夢
 
完全オフを目指して、最後の原稿打ち頑張ろうっと。
 
 
 
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