理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

無難な商品やサービスを選ぶのは、情報量が少ない証拠

昨日から本日にかけて、岡山に行ってきました。取材で。
 
どもどもども。こんばんは、関口でございます。
 
かなり勉強になり紹介したい事が多いのですが、諸々の報告は後日改めて。
 
 
とりあえず、新幹線に乗る前に入った、駅改札付近にある居酒屋での出来事だけ紹介しますね。
 
手渡されたメニュー表を見ると、見慣れないお品書きがあります。
 
こんな感じっす。
 
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岡山名物「黄ニラ」関連なんですが、イマイチ心に響きません。
 
で、しばらくすると、メニュー表が変わり、このようなモノが手渡されました。
 
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岡山名物「黄ニラ」について、写真と文字を通じ説明しているのですが
 
正直、販促としてはイマイチなんですが、ちょっと気になってオーダーする事に。
 
で、来たのがコレ。
 
イメージ 3
 
 
食べてみると・・・・・・。
 
これが、かなり旨いんですよー。
 
ニラの臭みが少なく、若干の苦味があり御新香とはまた違う立ち位置。そんな感じなんです。
 
 
でもって、ホールのスタッフに聞いてみました。
 
「これ、かなり美味しいんだけど、駅構内にお土産として販売されていますか?」と。
 
すると、残念ながら販売されていないと言うのですが
 
駅に併設されているスーパーでは販売されていると言います。
 
 
買いに行きましたよ。黄色いニラを購入するために。
 
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一束298円・・・(汗)。正直、高いなぁ、などと思いつつもお土産なので、3束ほど購入しました。
 
しかもね、帰りの新幹線の中で匂いが発生しないように
 
ビニール袋を二重三重にしながら、持って帰ったんです。
 
 
帰宅後、簡単に茹でて鰹節と醤油でいただきましたが、やっぱ美味しかったっす。
 
このようなオイラの消費行動を振り返って見ますと
 
やはり、情報の発信方法、もしくは内容で消費者の選択肢は大きく変化すると言う事です。
 
 
以前、ライズマーケティングオフィスの田中みのる代表に教えてもらったのですが
 
人は情報が少ない時は無難(ぶなん)な商品を選び
 
情報が多くなると無難な商品を選ばなくなる、と言います。
 
 
黄色いニラ。
 
コレって、オイラ的には、かなり無難ではない商品。
 
だからこそ、避けていたのですが、メニュー表を通じて色々と紹介されており
 
偶然にも目にして読み、興味を抱き食べたら美味しかった。
 
で、ホールスタッフに聞いてみると、お土産品としては販売されていないと言う話を聞きき
 
「だったら、余計、お土産として買って帰りたい」と勝手に思い、販売先を聞く。
 
近くで販売していると知り、購入する。持ち帰りの際に「臭う」と言う悪条件も覚悟して。
 
 
本日のオイラの消費行動を振り返ってみますと
 
なんか、販売促進の正攻法そのものによって行動しているのかな、などと思ったのです。
 
今回の黄ニラは高単価。
 
にも関わらず、買ってしまったのですが、そこに理美容室の店販アプローチのヒントがあると考えます。
 
 
ヘアサロンでの店販品の情報が圧倒的に少ないから、ドラックストアなどで販売されている
 
無難なヘアケア商品を購入する消費者が多いのではないでしょうか。
 
知って体験すれば、また違う効果になると考えていますが、サロン現場ではどうなんでしょう?
 
 
本日の感謝
 
黄ニラの美味しいさを教えてくれた岡山駅のお土産コーナーにある居酒屋のスタッフの皆様。
 
ありがとうございます。
 
これ。かなり美味しいっす。岡山に行くのが、1年に1度だけなんですけど
 
来年行けるとすれば、かなり楽しみっす。
 
あ。それ以上にアンチェインの岩井代表、色々と教えていただき、ありがとー。
 
かなり勉強になりました。
 
 
明日の夢
 
そろそろ、デスクワークを行なわないと。。。
 
とは言え、顔出したいヘアサロンもあるんだよね。どうしましょう。
 
 
 
 
 
理容 美容 理容室 理容院 美容室 美容院 ヘアサロン 岡山 アンチェイン さわら 井上コンテスト 岡山から乗る新幹線は700系なんですね。知らなかった。帰りの新幹線では電源を気にすることなくパソコンでDVDを見られました。ハイボール飲みながら、かなり快適な状況で帰りましたが、なんか足腰が痛い。歩き過ぎ。