理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンの社長力って?

昨日は、いつもお世話になっている
 
古田土(土に・)会計士事務所主催の、異業種交流会を取材しました。
 
 
こんばんはー。ご訪問ありがとうございます。
 
今回、こんな写真を撮ったエロ侍です。
 
イメージ 1
 
この写真は、埼玉と群馬で、理美容室を多店舗展開しており
 
いつもお世話になっているビックサドー石井俊充代表なんですが
 
「受付の女性軍団を撮影してくるね」と言うので
 
コソコソと、その瞬間を撮ってみました。
 
 
さて、異業種交流会の第一部は
 
国際ビジネスコンサルタントの長谷川和廣氏による講演です。
 
同氏は、2000社を超える再生事業に参画
 
「利益を生み出す組織、仕組みの作り方」などを提唱しながら
 
さまざまな分野で多くの企業を指導しています
 
 
10年後の人口は約10%減る」
 
「となれば、シェア(市場占有率)を現状維持しても、売上げダウン」
 
「ほとんどが、マイナス成長となる」
 
「だからこそ、海外市場に目を向ける必要がある」
 
 
まず最初に、日本の現状と今後について語る長谷川講師。
 
だからこそ、今後は企業の社長力が求められていると言います。
 
「目標設定力、計画力、実行力」
 
「この3つが必要不可欠」
 
特に、2番目の計画力については世界の企業のリーダーは
 
若い頃から練習を重ねているとも付け加えます。
 
なるほど、今後のテーマとしては計画力なんですね。
 
だからこそ、ヘアサロンなどを含む中小企業には
 
中・長期経営計画や年間経営計画が必要だと痛感しました。
 
 
そして、経営計画書に対しては
 
「優位的な差別化戦略が、そこに書かれている事が重要」
 
とも付け加えます。
 
この話を聞いた際、同事務所の古田土 満所長が常々言う
 
「市場には、ライバルとお客さましかいない」
 
と言う言葉を思い出しました。
 
 
そのような視点から考えると
 
理容市場に面白みを感じるのはオイラだけでしょうか。
 
 
長谷川講師は、さらに続けて価格競争についても触れます。
 
「経営者の発言を聞いていると、価格競争について、微妙に表現が違う」
 
「適正な価格競争と、低価格競争」
 
「価格競争というのは、利益が得られる範囲の競争」
 
「その利益を生む仕組みがあるのか否か」
 
この言葉も、かなり勉強になりました。
 
要は値決めができる販売側の優位性を示しつつ
 
そのうえで、コストパフォーマンスができるのか。
 
もしくは、伝えられるのか。そこなのかなぁ、などと感じました。
 
 
ダラダラと書くと長文になってしまいますので
 
ここでは省略しますが、最後の言葉が印象深いです。
 
井原西鶴は、このように語っている」
 
「商売は始末・算用・才覚が必要」
 
始末・・・コストの総点検
 
算用・・・計数管理、採算性の把握(はあく)
 
才覚・・・誰に何をどのように売るのか(経営戦略)
 
「その言葉に私は『情熱』『執念』『徹底』を付け加えたい」と。
 
 
店舗経営のセミナーとは少し違う
 
言い換えれば、企業的戦略と言いますか
 
より高所的な内容で、かなり勉強になりました。
 
ありがとうございます。
 
 
特に、今後は海外市場に目を向けると言う冒頭の話ですが
 
正直「それは、ウチらの業界には関係ないよなぁ」
 
などと思っていましたが
 
オイラの元・上司が運営している理美容ニュースでは
 
 
と、題した記事が紹介されています。
 
グローバル的な経営戦略、やっぱ必要みたいです。
 
まだまだ見識が浅いっす。オイラ。頑張ろうっと。
 
 
本日の感謝
 
古田土会計士事務所の皆さん。
 
多々お気遣いいただき、ありがとうございます。
 
 
明日の夢
 
サクサクと原稿を打ちつつも、サロン取材と記者会見に行きます。
 
面白いヒントが得られると良いなぁ。