理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

常連客が離れる理由

ちょっと前、義父と飲んでいたら、唐突(とうとつ)にこんな話をいただきました。

「最近、数十年来通っていた行きつけの居酒屋を変えた」と。


こんちゃーっす! いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

昨晩、飲み会後の帰宅中にコンタクトを紛失。

で、いよいよレーシックを行なう事を決めたエロ侍です。


義父は、プロ野球の前・楽天ゴールデンイーグルス監督である野村克也氏に似ている70歳。

内装会社を経営しており、義理人情に厚い苦労人。

外見と口調はヤ○ザそのものなんですが、福島県出身で東北人特有の暖かみがあります。


価格ではなく、人(仕事へ取組む姿勢)で買う。

モノを買う際、担当者との、その後のお付き合いを重視している義父が

行きつけの居酒屋を変えたのですから、よっぽどの理由があったのでしょう。


で、聞いてみました「なんで?」と。


すると意外にも、こんな答えが返ってきます。

「最近行っている、うどん屋(居酒屋)は、焼酎ボトルがなくなったタイミングで

店長が(焼酎ボトルを)プレゼントしてくれるんだよ」

「安い焼酎なんだけど、その気持ちが嬉しいんだよな」


数十年来通っていた居酒屋さんでは、特に、そのようなサービスを感じなかったと言うのですが

ポイントは、サービスの内容や価格ではありません。

常連客を認識し、新規客などには気付かれないように

「あなただけに」と言うメッセージこそが重要だと思っています。


ここが常連客の心理なのかなぁ、などと考えますが、どうでしょうか?


髭剃り男爵さんから教わった、

「新規客や来店回数が浅い客層には、サロンで『えこひいき』を行なう」

「一方、優良顧客など対しては、来店後の『えこひいき』を徹底する」

ではありませんが「えこひいき」は新規客を優先しつつ

常連客にはタイミングを見計らって行なう、そのような行動パターンが効果的とも考えられます。


ポイントは、常連客へ「認識している」と言うメッセージを送りつつ行なう「えこひいき」。

事実、義父は帰ろうかと思ったタイミングで焼酎もいただくので

「ソラマメ6個が600円って高いよな。1個100円だよ。でも頼んじゃうんだよなぁ」

と、ブツブツ文句を言いながらも、なんだかんだダラダラと居座るようです。

「でさぁ、焼酎ボトル残るよな。だから、また行くんだよね」


案外、楽しそうに話している義父を見ていると、常連客への対応って大切だなぁ

などと思う今日この頃。

常連客への「えこひいき」の重要さを再確認しました。

タイミングと内容。その使い分け。そこなんでしょうかね。


本日の感謝

3月2日に開催した弊社主催のヘアサロン経営情報交換会ザ・セントラルが掲載してくれました。

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こんな感じです。すっげー嬉しいです。感謝。

えのさんありがとうございます。


明日の夢

ドラクエ6が、いよいよ終盤になりました。一挙にエンディングをむかえます。