理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

S1サーバーグランプリ全国大会決勝

本日は、S1サーバーグランプリ全国大会決勝の話です。

同グランプリは『あの店に行けばあの人に逢える』そう思っていただける

(飲食店の店長を対象とした)日本一のサーバー「ベスト・サーバー」を選ぶ大会。

飲食店の接客コンテスト。一言で説明すると、そうなります。


皆さん、コンバンハ。いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

ここ数日、右腕の内ヒジが痛いエロ侍です。

なので、故・ジャンボ鶴田みたいなサポーターをするか迷っています。

ちなみに、オイラは天龍源一郎派。ジャン鶴VS天龍。

武道館だったと思いますが、見に行きました。懐かしい。故・大熊元司も好きだったりします。


サーバーグランプリの話に戻しますね。

地区予選を勝ち抜いた9名のファイナリスト(飲食店の店長)たちが

規定審査と自由審査という2種目で接客力を競い合います。


規定審査は、顧客への口コミキーワードの伝達と、クレーム対応を同時に行なうシチュエーションで

自由審査は、日々のサービスを再現しながら審査委員にアプローチしていきます。


多々勉強になったのですが、要約してポイントを紹介すると、以下のような感じです。


・サーバーのほとんどは、常に名刺を所持しており、接客中に自己紹介を行なう。

・名刺を差し出す際、免許証を渡して「あっ! これは一枚しかないので…」と言い笑いを誘う。(これ、パクります)

・名刺を渡す際、キャッチコピーを伝える。「福が集まる福(副)店長です」

・紹介客に渡してもらうために、一枚多く名刺を渡す。「これ、渡してください」

・まずは顧客に時間的猶予があるのか確認する。「10分ほど、いただいても宜しいですか?」

・自店の良い部分を見付けてもらうようにお願いする。「良い所があったら教えてください」

・クレームに対して、期待してオーダーして結果が伴わなかった事をお詫びする。「○○が好きでご注文いただいたんですよね」「ご期待いただき注文してくれたと思います」と、ハイと言う答えの質問を行なう(NPLの活用)。

・チラシ形式のメニュー表を渡して、口コミを誘発する。「当店の良さを一覧にしました」

・クレーム処理の担当者を伝える。「私が責任を持って対応させていただきます」

・顧客認識を伝える。「いつもの席で、どうぞ」

・自分自身が食べた感想を語る。「プリプリした食感が美味しかった」

・新規客には、まず最初にトイレの場所を伝える。(施術前にトイレを促す)


このように、理美容室の接客でも活用できる内容ばかりだと思います。

特に、口コミキーワードを明確にする名刺やチラシ型メニュー表などを

常に携帯しているサーバーが多く、勉強になりました。


ちなみに、隣席のデミコスメティックスの野口憲一部長からは、こんな言葉が聞こえてきます。

「新規客に対して最初のカウンセリングの際、名刺を差し出すスタイリストは少ないよね」と。

確かに、そうかも。名刺をもらう事自体、少ないですし。

カウンセリングの際に手渡して、その後預かり、最後の会計終了後に再度渡しても良いと思います。


そうそう。久し振りに会った野口部長とは、こんな話で盛り上がりました。

「最近はトップスタイリストとアシスタントと言う構図のサロンが多い」

「その中間のスタイリストが少なく、二極化が進んでいる」

「でもさぁ、トップスタイリストは、一目見て分かるよね」

そんな事を教えていただくと、サーバーグランプリが開幕してファイナリストが登壇します。

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見た瞬間「あっ。この人たち、なんか違う」と思ったオイラ。

店長と言うのは、やっぱ独特のオーラがあるんですよね。そっか。。。だから店長なんだ。


理容師さんに質問。

理容業界版のサーバーグランプリみたいなイベント企画って、興味あります?


本日の感謝

サーバーグランプリにお誘いいただきました美容室 草流の西本進司代表、ありがとうございます。

かなり勉強になりました。その後の懇親会でも、ご縁を繋いでいただき、これまた感謝。

いつも、ほんとスミマセン。


明日の夢

名刺セミナーを取材します。さて、どんな新発見があるのでしょうか。楽しみ。