理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

中央理美容専門学校 1日密着取材その2

本日の内容

江戸商人と近江商人について

エロ侍に足りないモノの数



昨日の日記「中央理美容専門学校 1日密着取材」の続きと言いますか、番外編です。

取材が終了しますと、お世話になりました教職員さんにあいさつを行ない、

校長先生、教務課課長と一緒に同校を後にします。

NPO法人江戸しぐさの桐山 勝副理事長も交えた飲み会をセッティングしており

フリーライターの安東つとむ氏も参加いただき、早稲田の焼き鳥はちまんに行きました。


桐山氏は日本経済新聞社記者として、政治・社会・流通などの各分野で活躍しつつ

ロサンゼルス特派員などの経験を通じて、

日経関連の新聞媒体では記者・デスク、雑誌媒体では編集長、

地上波や衛星派で報道部長・社長と言う経歴の持ち主。


レバーが美味しい焼き鳥屋さんが好きなオイラ。

以前、桐山氏が「おいしい焼き鳥屋があるから行こうよ」と言うので

二人で伺った焼き鳥はちまんですが、

今回も、半生レバーで食べられ、ネタが新鮮である事が理解できました。大満足。


大満足と言えば、中央校校長と桐山氏のコラボも、面白かったです。

江戸文化、商人の取組などに造詣(ぞうけい)が深い二人なので、話がポンポンと弾みます。

「江戸時代の商人は、顧客の足の向き一つから、帰りたいのか買いたいのか、その心理を見極めていた」

と桐山氏が言うと中央校校長は

「数多くの文献を読んでいると、江戸商人は、現在で言う顧客心理学について、最も早く活用していた」

とも語ります。


弊誌サロンオーナーの桐山氏担当連載ページで、江戸時代の髪結い処は道路に面した店作りをしており、

その理由として「街の治安対策の一つだった」と言います。

すると、すかさず校長が「今で言うところのセット面が道路に向いているから

顧客・技術者ともに通行人をチェックしているんだよね」と付け加えられるのですが

このような会話から、勉強になる事が多々ありました。

江戸文化の専門家と、それに対して理美容業界に落とし込んで解説してくれる、このコンビの話

温故知新ではありませんが、偉大なる江戸商人の取組を身近に感じる事ができました。


フリーライターの安東さんと言えばエイズ問題に精通しているのですが、

これに対して桐山氏は、日本経済新聞社の記者だった頃を思い出し

「海外特派員だった時、エイズを一番最初に取材したのですが、これが、かなり怖くてね」

と、当時を振り返るのですが

「だって、意味不明な病気が蔓延(まんえん)していると言う情報があってさ

そこに、行けと言う命令があって行ったけど、そりゃもう怖かったよ。ガハハハハ」と笑い話にします。

「でもさ、理容業界が消毒、特にエイズに対して、ここまで真剣に向き合っているとは思わなかった」

そんな本音も聞こえてきます。


途中、オイラの編集者としてのスキルについて語る桐山氏。

「今のエロ侍に足りないモノは15個ある」

「その原因は環境である事が想像できるが、そんな状況下でも素質だけで頑張っている」

と、褒(ほ)められているのか、怒られているのか良く分かりませんが、

「不足しているスキルの15個を、いっぺんに教えても、どうせ理解できないから

時間をかけて、一つひとつ教えていく」とも言ってくれます。ありがたいことです。

まっ。少なくとも、あと15回は飲み会があると言う事と受け取りました。

仕事以前に、人間的に勉強になりそうです。楽しみ♪


話は、少しそれます。

オイラが弊社に入社した頃の事です。

遠藤光義さんと言う方なんですが、赤鬼みたいな顔をしていて

「エロ侍よぉ~、こんな、訳わからない原稿書いているじゃねーよ」と

面と向かって怒ってくれた大恩人なんですが、叱咤激励を踏まえて可愛がってくれました。


仕事に厳しい反面、飲みに連れて行ってくれることも多く

そば焼酎の飲み方を教えていただいたり、色んな人を紹介してくれたなど、頭が上がらない人です。

日本総研の菊森氏を、理容業界に引っ張ってきたのは遠藤さん。

そのスタンス、つまり、業界外の考えとコラボすると言う姿勢は、オイラ、勝手に引き継いでいます。

その御恩は、いまでも覚えているのですが、正直、仕事について教えてくれたのは

遠藤さんだけかもしれません。それが10年前の話。

一昨日の桐山氏の指摘から、そんな事を今思い出しました。



話を戻します。

問題点を数と言う表現によって、明確にしている事が信頼感に繋がり、

そして、クリアするためのモチベーションが生まれます。


15個足りないと言われたのですが、それだけ、オイラの事を見ていてくれた、とも感じました。

単純ですね、オイラ。

でもね。

これは、スタッフ教育にも使える手法なのかな、などと思ったのですが、どうでしょうか。


そんな話で盛り上がり、焼き鳥はちまんを後にして、桐山氏とタクシーに乗ったのですが

「もう一軒行きますか?」と誘われたので、応えはもちろん「喜んで」となります。

オイラの親父世代なのですが、ほんと元気ですね。

そこでは、医療業界の矛盾点、記者として心構えなどを教えていただきました。


さて、日曜日恒例のアンディ通信です♪

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最近、ブログを更新しようと思ってPC前に行くと…いるんです、アンディ君が。

しかも、椅子に座っています。

どうやら、オイラがPC前にいると遊んでくれないと言う経緯から学んだ対応策なんでしょうか。

ちなみに、ブログを更新していますと、わざと邪魔してくるアンディ君です。


イメージ 2

後ろの右足が、なんか変なんです。

よーく見ると別段、ケガなどはないのですが、

心配なので嫁さんが病院に連れて行きますと…成長痛との事。

28キロを超えました。

来週にも30キロを超えるかも知れません。

どーしよー(汗)。