理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

子供ホイホイで集客を

本日は、神奈川・厚木にあるヘアー&リラックス フォレストに行きました。

経営者は、ヤフー掲示板「◆◆床屋はこのまま良いのか!◆◆」で知り合って以来

多々お世話になっているエア兄さんです。


この方は過去、お尻ひと拭(ふ)きで、多くの集客に繋げた武勇伝を持っています。

聞けば、幼児のお客さまのカット中、お漏らしをしてしまい(もちろん、お客さまが)

ササッと手際良くお尻を拭いたところ

付添に来ていたお母さんが、その光景を見て感動したのでしょうか

帰宅後、ネット上にある地元のコミュニティで書きこみます。


で、それを見た幼児がいるママさん世代が敏感に反応し、集客に繋がったのです。

「お尻ひと拭きで、千客万来。これが本当の、わらしべ経営者。ワッハッハ」

と、教えてくれた事を、今でも鮮明に覚えています。


今回は、店頭に通称・子供ホイホイと呼ばれるガチャガチャを設置し、その成果について知りたく

急なお願いにも関わらず、取材させていただきました。ありがとうございます。


イメージ 1

100円と200円の2種類を用意し、目の前にあるスーパーの買い物客の集客を図る


エア兄さん曰く、お子様連れの通行人は、次のような行動を示すと言います。

まず最初に、写真右に子供ホイホイに気が付き近づく。

その後、入口のすぐ左の車をモチーフにしたキッズチェアが目に入り、興味を示しつつ店内をチェック。

子供たちがサロン内をジロジロと見ている間、お母さんは店頭置き看板にあるチラシを手に取る。

ざっと、このような流れです。


弊誌サロンオーナーの連載企画「サインコミュニケーションの仕組み」でご協力いただいている

看板制作の専門家である興和サインの高橋芳文代表は常々、

「最終的に見て欲しい内容を自然に伝えるには、その前段階の構築が必要」

「ホップ・ステップ・ジャンプ。そんな感じかな」と教えてくれます。


また、当ブログで以前、業種(何屋さん?)・業態(どんな売り方?)・店情報(価格や営業時間など)

この3つを、店頭で情報発信すると効果が生まれる。と言う、高橋氏の言葉も紹介させてもらいました。


エア兄さんのサロンでの取組も、これと同じで、1・2・3もしくは

ホップ・ステップ・ジャンプと言う伝え方である事が理解できます。


その他にも、ネタを数多くいただきましたが、中でも一番興味を抱いたのはコレ。


イメージ 2

アロマトリートメント専門店とサロン内コラボをしているリーフレット


施術を担当するセラピストの自己紹介から始まり、サロン名についてや

なぜアロマに取組んでいるのかと言う理由、アロマとの出会いから今後の夢、

技術習得までの苦労話、取扱商品へのこだわり、そしてアロマトリートメントが必要な理由

これらを一つひとつ説明しています。


で、最後に価格設定と施術内容があるのですが、読み終わった頃には

何と言いますか、セラピストさんとの距離感がかなり短縮され、興味を抱きました。

「普通のチラシよりも反応率が高いですよ。その分、手間はかかりますが」

このように教えてくれます。


さすが、エア兄さん。やっぱ凄いです。

今度、飲みに行きましょうね。


本日の感謝。

そりゃもう、エア兄さんとの御縁ですね。

一見して、いい加減そうな雰囲気を演出していますが、その実、計算深い。

敢えて、ガツガツしていない様子を前面に打ち出している、その余裕。勉強になります。

頼れる兄貴的な存在です。いつもありがとうございます。


明日の夢。

神奈川県内で多店舗展開している美容室fareグループの内覧会&レセプションに伺わせていただきます。

さて、どのような新発見があるのでしょうか?

かなり楽しみです♪