理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

緊急・不況対策セミナー

昨晩は日本ロレアル㈱プロフェッショナルの緊急セミナーを取材させていただきました。

講師は、Mr.トータニです。

不況対策セミナーと題し、短期的・中長期的な対策が色々紹介されました。


不況をインフルエンザに例え、対応策としては短期的対策はマスクの着用やうがい・手洗いを行ない

そして、注射を打つことと説明すると、ヘアサロン現場においては、

カウンセリングによる来店動機(らいてんどうき)の把握(はあく)からリピート率を高めるとします。

「お客さまに、来店された理由を聞いていないケースは、案外多い」

「紹介者を増やす為には、フレーズ、つまり自店のキーワードをお客さまに伝える事が必要」

とMr.トータニは話します。


中期的な対応策としては、これまたインフルエンザに例えますと、病気になり難い体力つくりとし、

これをヘアサロンに置き換えますと体力、つまり社風となります。

では、社風を良くするにはどうするのか。

「スタッフの返事、うなずき、握手(あくしゅ)、そして『あっ!』と言う表情ができるか否か」

「これらだけを徹底するだけでも、社風は良くなる」と説明。

社風が良くなる→ヤル気が生まれる→工夫を行なう→能率が高まる→売上げが上がる→教育費が多くなる

そして、再び社風が良くなり、その循環によって繁盛サロンになるとしています。


最後の、長期的な対策としては、またまたインフルエンザに例えてみますと、

日々、精神力を高めておく事になり、それはつまり、ヘアサロン経営で言うところの夢となります。

「夢なき者に計画はない」

「計画なき者に実行はない」

「実行なき者に成果はない」

「だからこそ、夢会を実施して、経営者やスタッフが夢を語る環境が必要」と述べるMr.トータニは

「約3時間で、短期・中長期的な対策を紹介するには、時間が足りない」と本音も語ります。


途中、Fareグループ副社長のマロン氏が自社の取組みの一環である

お客さまに対してメイク方法などをレクチャーするシステム「ビューティスクール」について説明します。

「お客さまの事を毎日考えているという姿勢が伝わればと思い、取組んだ」

「その思いが浸透し、エリア内の信頼に繋がり、それが最終的に数字(売上げ)となる」

「なぜ、売上げが生まれるのか。そのシステムを経営者とスタッフが共有するのがビューティスクール」と。

これは、中長期的な対策の実際例と思うのはオイラだけでしょうか?

うん。今回も勉強になりました。


話は、かなり変わりますが、本日から当ブログのタイトルを変更しました。

「走れ! エロ侍・理美容業界ナナメ斬り」

相変わらず、斬っていませんが、その辺の突っ込みはご勘弁を(汗)。

まっ。以前のタイトルに戻しつつも、サブタイトルを付け加えた。そんな感じです。

今後とも、お付き合いをいただきましたら幸いです。


本日の感謝。

実家の理容店改造計画「やってみたら、こうなった」で、また協力者が現れました。

本当に、色んな人に支えられている事を実感しています。


明日の夢。

溜まっている原稿を打たなくては。。。