理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

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リーダーに必要なモノとは?

本日は、アントレプレナーセンター代表の福島正伸氏「3誌同時発売記念講演会」を受講してきました。

福島氏の詳細は、こちらでどうぞ。 http://www.entre.co.jp/


さて、今回の講演内容ですが、まずは「リーダーシップとは何か」と言う話からスタートします。

「人をヤル気にさせる。自分で考えて行動するように行なうのがリーダーシップ」と言います。

では、ヤル気になるためには、どうすべきか。

「相手を変えるには、まずは自分から」

「つまり、自分が本気で取り組んでいる姿を見せる事で、感動を与え、それがヤル気に繋がる」

「ただし、その為には、相手を信じ続ける勇気が必要」


人を動かす事と、育てる事は違うとも述べます。

「恐怖を与えると人は動くが、意欲はなくなる。だから、常に命令しないと動かなくなる」

「一方、育てると言う事は、まずは自分が相手を信じる勇気を見せる。支援する」

と、ここでも信頼と言うキーワードが登場します。

信頼するには、まずは相手を支援するともしておりますが、

さて、支援するとは、どのような意味なのでしょうか。


「例えば、橋が壊れている地域があるとする」

「橋を作りなおし、その橋を渡って次に壊れた橋があると、なおして欲しいと要請される」

「そして、なおした橋を渡り、さらに橋が壊れていると、今度は、怒り始める。なぜ、なおさないのか、と」

「だから、支援とは、相手が考えて行動出来るような環境を作る事になる」

「橋が壊れていたら、全員で作り方を考えるというように」


人は一人だと弱いが、チームになれば可能性は無限になる。

「人を動かすのではなく、見本となるのがリーダー。そして、一緒に取り組み喜ぶ」

「強いチームを作るのは、まず最初に相手を助ける(支援)こと」


相手を信頼するには勇気が必要で、言い換えれば、勇気があるか否か試されているとも語ります。

人が育たないのは、自分の勇気が足りない。

そして、それを相手に責任を転嫁する。

と、他人事のように書いていますが、実に耳が痛い言葉です(汗)。


一番印象深い言葉は「困難は人を成長させる」という一言です。

困難があるから工夫して、考えます。

困難がなければ、その必要はありませんから。

であれば、困難は、もう一歩、さらなる成長を成し遂げるステップなのかもしれません。

もちろん、周辺環境や他人に責任を押し付ける場合は別ですが。


そのように考えますと、今、ぶち当たっている諸問題。

実は、自己成長の過程の一つである事が理解できます。

そう。

その困難に対して試行錯誤している姿を、後輩が見る事で育つと言う訳ですね。


そうそう。福島氏は、こんな事も言っていました。

「リーダーは言葉を選ぶ。何気ない一言でも」と。

では。