理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

本は経験と知識を補う武器 2

本日、ちょっと面白い光景を目の当たりにしました。


毎月、一冊の書籍を4名の編集部員で読みまわし、弊誌サロンオーナーで紹介するという

連載企画があるのですが、1月号ではアントレプレナーセンターの福島正伸氏が書いた

以下の3冊をテーマにしてみました。

「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」(きこ書房発刊)

「リーダーになる人の たった1つの習慣」(中経出版発刊)

「20万人に勇気を与えた夢が現実に変わる言葉」(三笠書房発刊)

オイラが、編集部員それぞれに適していると思う書籍を渡し、

感想文を掲載する流れとなっています。


で、今までになかったのですが、編集部員同士で自発的に読みまわしており

「コレ、面白かったから読んでみたら?」などと一言添えて手渡しています。


オイラは3冊読んだのですが「リーダーになる人の たった1つの習慣」には

「人を変えたければ、相手を感動させ一緒に感動すること」と書かれていました。

3冊とも内容に違いはあるものの、根幹は一緒で、読み手の現在の立場によって

興味を抱く書籍は若干違ってきます。


「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」はアシスタントからスタイリスト。

「リーダーになる人の たった1つの習慣」は店長や幹部スタッフ、もしくは経営者。

「20万人に勇気を与えた夢が現実に変わる言葉」は独立を控えたスタイリスト。

ざっと、まぁこんな感じでしょうか。


サロンオーナー編集部では、本日、やっと小さな灯ですが「感動」というモノが生まれました。

いやぁ~。正直、嬉しかったりします。

どうやって本気スイッチをONのするのか、試行錯誤でしたが、

まずは感動を与え共有する、この重要性を痛感しました。


感動すれば、人は行動する。

実に単純な事なのですが、プロセスばかり考えていると、意外と忘れてしまいます。

また一つ、本から学びました。

昨晩の日記でも書きましたが、やはり、自分が不足している知識と経験が学べる武器なんですね。


そして、実家の理容室再建計画に一番不足していた事が理解できました。

いま、パッと読んでみて目に入った言葉は以下の通りです。

効率を優先するほど魅力のない事業になる。

効率よりも優先するものがあるからこそ、効率を考える。

事業とは価値を創造して、効率良く提供することを考えるもの。


この一言を知っているだけでも、なぜ経費を削減する必要があるのか。

その一番重要なポイントが理解できる為に、相手に対して真意を伝えることができます。


また「人はあらかじめ、どこで諦めるか決めている」と言う一言も、いまのオイラを見透かされているようです。


感動と言う言葉は、色んな所で無意味に多用されているため、

正直、ウサンクサイ感じがして敢えて、あまり使用しませんでした。

でも、やっぱ必要なんですね。


そうそう。

この手の書籍に対して案外否定的な嫁に「20万人に勇気を与えた夢が現実に変わる言葉」を貸してみました。

するとまぁ「なんか面白いよね。コレ。やるなぁ福島」などと言いやがります。

今は「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」を貸していますが、さて、どんな感想を述べるのでしょうか。

結構、興味深いです。

では。