理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ボールペンの使い分けで情報を整理する

本日は、中野製薬㈱の年間経営計画セミナーを取材・受講させていただきました。

講師はサロンサポート部の斉藤 斎氏です。

この斉藤氏は、同社で開催している各種マネジメントセミナーの企画担当者で、

講師選びのセンスと言いますか、人選がオイラとても好きなんです。


いつものように取材のお願いをしますと、今回は講師が社内スタッフ、

しかも斉藤氏と言う事で、やんわり断られかけたのですが、

非常に興味があったので無理を聞いてもらい、受講させていただきました。

ありがとうございます。


年間経営計画と言うタイトルではありますが、重要なのは計画を立てる以前の準備。

つまり、どうして年間経営計画が必要なのか、また、コンセプトは確立されているのか、

損益分岐点の導き出し方、そのような内容からスタートします。


同社で行なわれているマーケティングや顧客分析などのサービス(無料)の説明をはさみ

歯科医業界で注目されているヨリタ歯科クリニックのコンセプト、

そして、狙いの客層を例に挙げながら、同医院の活動をDVDを通じて説明します。


その後は、斉藤氏がヘアサロンで見た工夫などを紹介しながら、

年間経営計画の立て方の話という流れです。

理美容業界以外の業種の年間経営計画から参考になる部分を、

理美容業界に落とし込んで語ってくれます。


これは、年間経営計画とは直接的には関係ありませんが、カルテの重要性について述べた際、

「三色のボールペンを使用すると、後々見やすいですよ」

「黒が技術やヘアスタイルの情報。赤は、そのお客さまに行なってはダメな事。注意点」

「そして、青は、お客さま関連の情報。お子様の年齢や近況などです」

「書き込む内容次第によってボールペンの色を使い分けると、情報内容が一目で理解できます」

などと語ってくれましたが、オイラ、そのようなカルテ管理の基本を知りませんでした(汗)。

まだまだ修行がたりません。


ほんのちょっとの工夫が、結構役立つ。

そのようなヒントを数多くいただきました。

では。