理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

言葉の印象

先週末、連載企画の「チェックマンが行く」の取材を行なってきました。

オイラが新規客になりすまして潜入取材する企画です。

敢えて何度も書きますが、自腹です。

まっ、それの方がサロン選びや結果に対してシビアになりますからね。

…と自分に言い聞かせております。


今回のサロンは地域密着系の業態で、オシャレな感じではなく

アットホームな雰囲気を醸し出しており、俗に言うファミリーサロンとなります。


担当スタイリストさんの口調が、少しおっとりしていた為でしょうか、

単純なオイラは何となく緊張感がほぐれました。


来店動機を聞かれ「嫁に、襟足がウザイから切って来いと言われた」と話すと

「でも、そのように言われて、すぐに髪を切りに来るから良い旦那ですよねぇ」と返ってきます。

さらに、カット終了後には「奥さまに切り足りないって怒られたら、すぐに来てくださいね」

などと優しい言葉をかけてくれると

このスタイリストを指名する男性客は多い事が想像できます。


口調、会話の内容など、それらが計算されていたら、そのスタイリストさんは恐ろしい策略家

天然だったら、かなりお得な性格であることが窺い知れます。

時々いるんですよね、スッと懐に入ってくるスタイリストって。


カット終了後がアシスタントがシャンプー・スタイリングなどを担当してくれましたが

会話の最後に「ハイ。ありがとうございます」という言葉が必ずつきます。

これ、基本中の基本かもしれなく、ここで採り上げる必要を感じない方も多いと思います。


ですが、同企画は今回で12軒目になりますが、徹底されているサロンは今回だけ。

受け答えの最後に「ハイ。ありがとうございます」という言葉が、

サロンの中の至るところから聞こえ、何となく心地良さを感じました。


最近、「五日市 剛さんのツキを呼ぶ魔法の言葉」という冊子をいただき読んでいるのですが

「ありがとう」もしくは「感謝しています」という言葉を発する事で、

自分自身がツイてくると書かれています。


別に疑う余地もなく、お金が必要となる訳ではないので、実践していきたいと考えていますが、

もしかしたら、今回のサロンの居心地の良さは「ハイ。ありがとうございます」という言葉なのかな、

などと真剣に考えています。


ここ数週間、言葉の意味やパワーと言う話を聞いたり、読んだり、体験しており

短期間のうちに言葉というキーワードが重なると、なんだか不思議な感じがします。

では。