理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

落ち着き系メンズサロンに潜入取材

主な内容

・マンツーマンシステムについて

コンシェルジュの存在

・時間短縮に必要なクセ直し技術


毎月、オイラが新規客に成り済まして潜入取材を行なう連載企画ですが、ちょっと前に行ってきました。

今回は、とある美容室が経営する落ち着き系のメンズヘアサロン。


30代以降の男性客をメインターゲットとした内装で、

以前から、ホームページなどで気になっていたサロンです。

常々「チャラチャラしたヘアサロンって、落ち着かない」と思っていた団塊ジュニア世代のオイラ。

単純に、若い女性が隣にいると緊張するのです。

というか、何か変な気を使うのです。だからリラックスできない。

まっ。そんな感じ。ただ単純に、小心者なんです。ハイ。


サロンに行くと受付を行なってくれた女性スタッフが、案内してくれます。

そのままセットイスに座り、本日の担当であると説明してくれました。

聞けば、マンツーマンというシステムであるといいます。

なんだか、安心。

というのは、36歳男性としますと、スタッフが入れ替わるゴチャゴチャした雰囲気ではなく、

一人のスタッフが最初から最後まで行なってくれる、それが新鮮だったりします。


カット中、スタイリストさんの話術でしょうか、

会話も弾み何かの拍子でレーシックの話題になります。

サロンの上の階に有名な眼科があると言うので、あれこれ話をして盛り上がったのですが、

その後のフォローがありません。会話だけで終わってしまったのです。


今回のヘアサロンの雰囲気でしたら、コンシェルジュ的な存在、

つまり、サロン全体を見渡し、お客との会話の中で盛り上がった話などから、

資料を会計の際に手渡されると、また印象が違ってきます。

残念ながら、それはありませんでした。


シャンプー終了後、さし毛が出てきましたので、チェックカット。

この時間が、約5分~10分。

生意気な事を書けば、ムダな時間であると感じました。

要は、ショートヘアのカットに対する、クセ直しと言う概念が希薄だったと思います。

自分が理容学校在学中には、クセ直しの重要性について勉強したのですが、

今回のサロンでは、まだ、それがないのでしょうか。

と書いていて思ったのですが、今回伺ったヘアサロンを経営するのは、

本来は理容師だと思ったのです。


長文になってしまいましたので、ここでは、その他の良いところ、

そして、改善個所などは省略させていただきますが

率直な感想は、また行きたいと思ったサロンでした。

ちなみに、ヘアスタイルに対する嫁さん評価は、この企画初の5つ星をいただきました。

好みにもよるのですが、女性スタイリストが担当した場合、

おおむね、嫁さんの評価が高いのは、何か関係しているのでしょうか?

もちろん、担当スタイリストが女性である事は、事前に伝えていませんが

カットライン、フォルム、もしくは質感などに女性らしさが存在するのかもしれませんね。


本日の感謝

締め切りを控えますと、なぜか編集部のチームワークが良くなるのです。

編集スタッフ全員が社内にいるなんて、あんまりないので、ある意味、新鮮だったりします。

編集スタッフの日々との御縁、そして協力に感謝。


明日の夢

晩御飯が自宅で食べられますように。