理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

とあるヘアサロンにて

先週、オイラが毎回お客になりすましてヘアサロンに行く取材をしました。

今回は、とある多店舗展開している美容室。

まず一番驚いたのが、モバイル(携帯)対応が行なわれていない事です。

しかも、予約時に担当スタイリストのランクを決めて欲しいと言われます。

電話をかけて、今すぐ決めて欲しい。決めないと予約できないと説明を受けますが、

正直、スタイリストのランクを決める情報は価格だけ。

上・中・下、もしくは松・竹・梅みたいな感じですが、

結局、日本人の特徴でしょうか中もしくは竹のスタイリストを選択しました。


サロンに伺い、フロントで受け付けを済ませセットイスに案内されます。

フロントさんはオイラの前では笑顔だったのですが、

案内が終わり、フロントに戻る際には笑顔がなくなり、その表情がオイラの横眼から見えてしまいます。

この時、物凄く恐怖感を抱きました。

笑顔の持続って重要なんですね。

その後の感想としましては、担当スタイリスト以外、あんまり良くありませんでした。


さて、施術が終了し、担当スタイリストの名刺とポイントカード、

50%オフの紹介カードを手渡されますと、サロンを後にしました。

その翌日。

弊社の若手スタッフ(女性)に渡すと、大喜びで受け取り、昨日、カラーを入れに行ったと言います。

で、感想を聞きますと、まず最初に出た言葉が、担当スタイリスト以外、あんまり良くないと話します。

オイラと同じ印象を受けたんです。


このような話から学んだのは、サロンでの接客はやはりチームワークと言う事です。

人が商品。

そのように考えますと、技術と並行して人間力を磨く講習会も必要ではないでしょうか。

生意気にも、そのように感じます。


毎回、この企画から多くの気付きが得られます。

自分のお小遣いから費用を捻出(ねんしゅつ)し、サロンを選ぶ。

これって、何度も書きますが必要なんですよね。

来店動機などを自問自答してみますと、意外な発見などもありますよ。

その積み重ねが、俗に言うところの儲かる仕組みの構築になりますから。

では。