理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ガンダムと業態化経営

昨晩の飲み会マーケティング総合研究所(通称・酔っぱらいの集まり)は、

宮城県から上京されました理容師さんとの情報交換です。

理容業界発展の為に尽力を惜しまない、その理容師(以下・トク)さんは、

サロン経営はもとより人材教育などでも活躍しています。


会場への移動中、そもそも、なんで知り合ったんだっけ? 

と自問自答していたのですが、すっかり記憶にありません(汗)。

まっ、そんな些細な事にこだわらないオイラとトクさんは、新宿・西口に向かいます。

嫁の勤務先に顔を出して、途中から合流されるとの事なので、先に飲みはじめました。

芋焼酎を飲みながら色んな話をしましたが、印象深い内容が2点あります。

「左腕の重要性について研究しているんです」とトクさん。

聞けば、カットの際、右手のハサミの動かし方などが注目されますが、

実は、左手こそが重要であると話してくれます。

「毛束の引き出し角度、位置や量などは左手で行ないますし、

ショートカットの場合はクシの角度がポイントとなります」と述べると

「だからこそ、カットにおけるポイントとして左手について研究しているんです」

この話をサロン経営に置き換えて考えてみますと、右手が技術や内外装、つまりハード面

左手が接客や経営戦略、システムなどのソフト面になると思います。

それと、右腕や左腕の存在も、今後のサロン経営には重要であると思うのです。

事実、某メーカー主催の来年度の経営セミナーにおけるテーマは「右腕を育てる」となっています。


それと、印象深い話のもう一点は、ガンダムバーの存在についてです。

トクさんが理容競技大会の選手時代に切磋琢磨した相手が、仙台市内でサロンを経営しつつも、

ガンダム世代にターゲットを絞ったバーも手がけているとの事です。

メニュー名は当然、モビルスーツの名前やキャラ名が使用されており、

スタッフのユニフォームはマチルダ中尉だそうです(汗)。

本日、早速ネットで検索し、そのこだわりがガンガン伝わってきました。

さて、いつ行くかな仙台。


そんな事をミクシイにて書きましたら、有り難い事に東京・秋葉原の同業態の存在を教えていただき、

早速、伺ってきました。

・・・よろしくないっす、その店。

つか、コスプレパブだし。

勉強になりました。

オイラが、お客となりすまして潜入取材する企画だったら、☆5つのうち、☆半分レベル。

業態化経営が全然出来ていませんでした。


左腕と業態の絞り込みの重要性について学んだ、昨晩の飲み会マーケティング総合研究所です。

今後も頑張ります!