理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

暇なサロンの共通点

ちょっと前の話。

実家を管轄する区役所に行ったのですが、途中に大きな商店街があり、ブラブラと通り過ぎました。

仕事柄、どうしてもヘアサロンに目が行ってしまうのですが、暇そうにしている所が数件ほどあったのです。

それはそれで、別段、ここで書くべきことではないのですが、驚いたのは、とある共通点があるのです。

規模、業態に限らず、暇なヘアサロンに限って、スタッフがボーっとしていました。

確かに、お客がいないので、なにも行なうことがないので、そうなっても仕方がありません。


がしかし、だから暇であるというのも事実。

言い換えれば、お客がいない時間に何を行なうのか、そこがポイントではないでしょうか。

本日来店していただくお客は、一ヶ月前や二ヶ月前のアプローチによるもの

もしくは、半年前のリーフレットが印象に残って、本日来店されてかもしれません。

毎日、コツコツと更新しているブログを読んで、来店されたとも考えられます。


お客がいない時間だからこそ、できることや行なうべきことは多々あると考えます。

顧客データの収集や分析、商圏内の情報集め、サンキューレターやDMの発送、

チラシの内容構成を考えたり、デザインの打ち合わせ。業界誌を読んだり、ブログの更新などなど。


もし、冒頭の暇なヘアサロンの経営者に「どうして暇なのか?」と聞かれたら、オイラは、こう答えます。

「今、何もしていないからです」と。

皆さんは、どう思いますか?