理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理美容業界の原点回帰とは

お気に入り登録させていただいているアニータさんに1000記事を超えていると言うコメントをいただきました。

・・・(汗)

全然、気が付かなく、思いっきりスルーしていました。

まっ、そんなもんです。


ブログをスタートして、もうすぐ4年。

これもひとえに、皆様がご訪問いただき、

しかもコメントまでいただき、それが日々の励(はげ)みになっています。


ありがとうございます。

1000記事が2000記事、3000記事となるように、今後もがんばりまーす。


さて、オイラの取材担当分である理容組合、美容組合、商社やメーカーさんなどの新年会

もしくは今年一年の方針発表と言うイベント取材も、本日でひと段落しました。


ちなみに、この担当取材の割り振りは、オイラ個人の裁量では決められない部分もあるため

出席できなかったイベントなどがありましたら、ごめんなさい。


で、年頭の挨拶(あいさつ)、または今年の方針などで多く聞こえたのが「原点回帰」と言う言葉。

ほんと、多かったです。


言い換えれば、世界的な金融不況(と呼ばれていますが)で、一旦、自社の原点に立ち戻って

しかも、どうせ何やっても厳しい環境なら(と皆さん言いますが)、

今までの考え方や商売方法を変えちゃってみる? みたいな感じです。


ヘアサロンにおける原点回帰って、何なんでしょうか?

年明けから、ずーーーっと考えていました。


まだ明確な答えを導き出していませんが、オイラなりの考えとしては

理容もしくは美容技術の見直しは、同業他社に新規客として行き

ご自身のお小遣いから料金を支払う事で、何かしらの発見があると考えます。


毎月、新規客になりすまして潜入取材を行なっている、オイラの浅はかな経験から言いますと

そこでは、お客様目線だけではなく、プロとしての視点も絡(から)めると良いかもしれません。


また、店頭置き看板、価格表、店内POPなどを見て、聞いてみたくなった事がありましたら

それは、ヘアサロン側の情報発信不足もしくは、意図的に質問を促(うなが)す方法のどちらかです。


前者の場合、情報が不足しているからこそ、聞きたくなるのですから。

それを、自店に置き換えて考えてみると、また新発見があると思うのです。


後者のケースでは、人が興味を抱くキャッチコピーと、その後の行動を知り、

なぜ、自分は質問したのかと自問自答しますと、その仕組みが理解できます。そしてパクる。


基本的なことですが「カット 3990円(税込)」これだけでは、お客さまには伝わりません。

それと以前、義父が某1000円カット専門店でカットした時の話から学んだ事ですが、

技術を行なう理由そのものを伝える事も、原点回帰であると思うのです。


「どうして、ヘアサロンでシャンプーを行なうのか」

「どうして、髪をカットするのか」


これら一つにしても、本来、行なう理由が明確に存在したのですが、

それをスタッフ全員で、もう一度考え直し、ある程度考えがまとまった段階で

POPやリーフレット、ニュースレター、店頭置き看板、お客さまとの会話の中でお知らせする。


例えば、髪をカットする事で第一印象が良くなり、それが初対面の相手に与えるイメージに影響し

となれば、少なくとも人生のイベントの際には、髪型を整える。

もしくはキレイにする必要があります。


であれば、お客さまがカットする必要があるイベントなどを、提案する事も効果的だと思います。

職場の変化、就職面接、プレゼン、合コン、引っ越し、転勤、お子様の行事に参加する時、

卒業式に入学式、まだまだ色んなシチュエーションがあります。


端的に言いますと、理容室や美容室に来店される理由を一旦考えて

それらを、お客さまに伝えてみようよ、と言うのが、オイラなりの原点回帰であると考えます。


すみません。生意気な事を書きました(汗)。


理容室や美容室に来る理由を考えて提案する。

それが、原点回帰であると思うのですが、皆さんは、どのように考えますか?


では。