ボォ~っとテレビを見ていると、テレフォンショッピングの映像が目に入る。
布団乾燥機のCMだった。
何気なく見ていると「このような状況を解決できるのが、この商品」
「これがあると、こんな事ができる」と言うナレーションが放送されている。
で、最後に価格を言うのだが、正直、高いのか安いのか理解できないにも関わらず、
「なんとなく必要かもしれない」と思ってしまうオイラ。
なぜ、そのように感じたのか。
自問自答してみると、こんな答えに行き着いた。
「その商品の必要性を訴えているからだ」と。
人間は、その商品が必要だからと思うから購入する。
ただし、必要と思うのは案外知らない。
であれば、知ってもらう必要がある。
テレビショッピングでは、ただ単純に、そのようにアプローチしていたのだ。
どうして、このスタイリング剤を薦めているのか。
私たちが、このシャンプーを買って欲しい人は、普段、こんな体験をしている人ですよ。
例えば、シャンプー後、髪がゴワゴワして困っているのであれば、
ゴワゴワするデメリットを訴えつつも、トリートメントを使う事で、
しっとりサラサラになりますよ、もしくはツヤが生まれますよ、と提案することで、
人はモノが欲しくなると考える。
そして、その後に価格を比較検討するのではないだろうか。
何気なく見たテレビショッピングから、そのような事を学んだ。
では。