理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ある販促実験を行なったヘアサロン。その恐怖の結果とは・・・ あえて反応が悪い行動をとり、その原因を探る。売れない理由を知り、売れる仕組みを構築する理容師の活動が面白い

 
今回の内容【あぁ無反応な、おきゃくさま】
 
昨日は、いつもお世話になっている鴨志田英樹さんがいる

茨城・水戸の
ヘアーサロンカモシダに遊びに行きました。
 
 
鴨志田さんと言えば、商品説明を行なう際に「モノ(性能)」ではなく
 
「体験(活用事例)」を伝える方法、エクスペリエンス・マーケティング

通称エクスマを自店の理容室経営に、落とし込んでいる珍しい理容師です。
 
 
日々のサロンワークに加えて
 
同県内外での講習活動などでも忙しいのですが
 
決して、そのように見せない姿勢からも、凄さが伝わってきます。
 
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個人的には「鴨志田さん=赤ちゃん筆販売の専門家」としており
 
その提案からフォローを通じた、集客活動などに関しても
 
そっくりそのまま、多くのヘアサロンでも活用できるので面白いです。
 
 
でもって、鴨志田さんの魅力のもう一つが

変な活動に対して、真面目に取り組んでいると言うこと。
 
 
今回教えてもらったのは、このニュースレターの効果実験です。
 
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赤ちゃん筆のお客さまに渡すニュースレターでは
 
シャンプーについて、色々な切り口から紹介しています。
 
裏面に印刷した、シャンプー成分の説明などは
 
かなりの反響が得られ、冷蔵庫に磁石で貼られるケースも少なくありません。
 

なぜ、シャンプーがテーマなのか。
 
 
それは、同店のブログなどの検索キーワードが
 
「赤ちゃん」「シャンプー」が圧倒的に多いからと言います。
 
 
デジタル販促とアナログ販促を、このように連動させて
 
紹介客集客に繋げ、1年間で約50倍の結果が得られました。
 
 
で、鴨志田さんが次に行なったのが
 
ニュースレターを一旦、お休みすると言う行動。
 
 
どうして、継続しないのか。
 
 
ニュースレターが紹介客集客に対して、本当に影響しているのか。
 
その確認のためと教えてくれます。
 
 
そして、結果はどうかと言うと・・・
 
「見事に、まったく反応ねぇ(笑)」
 
 
完全に、ヘアサロン経営で遊んでいるとしか思えない鴨志田さんですが
 
「だから、売りっぱなしはダメなんだよね」

「赤ちゃん筆を作って、売って御終いって言うヘアサロン。どの位あるんだろう」

と、核心部分についても、サラっと語ります。

 
この実験結果は当然、赤ちゃん筆に限りません。

どのような店販品、そして施術メニューにも当てはまることは明白です。
 
 
売れない原因が、また一つ解明された昨日。
 
色んな場所で、色んな方々が、色んな取り組みを行なう。
 
そして、それらを一旦まとめて情報共有する。
 
この一連って、なんか面白いです。
 
 
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
 
映画「超高速 参勤交代」がメッチャ気になっている

理美容経営企画室の関口でした。
 
 
ではまた~。
 

【6月に開催する理容師カフェ(経営講習会)情報は以下のリンク先です】
 
 
 
7月は8日(火)に消しゴムはんこ&筆文字POP
 
14日(月)は新企画nazoru(ナゾル
 
28日(月)はヘアサロンで使える英会話
 
この3つが企画中です。
 
 
あ。来週も楽しみです。
 
 
佐々木夫婦の販促実例を共有していきますが
 
これがまた、面白いのです。
 
 
※※※ お 知 ら せ ※※※
  
みんなの現場新聞2014年 春号が3月10日に完成。
 
ご興味がある方は以前触れた↓↓↓以下の当ブログをご参考ください。
 
 
価格は従来通り、1部540円(税込)+82円(送料)で
 
相変わらず、理美容業界性善システム(後払い)を活用しているので

同封した請求書に記載している口座へ、振り込んでいただければ幸いです。
 
 
【お問い合わせ/お申し込み先】
 
 
「新聞送れ!」とご記入いただき

購入号(新刊は2014年 春号)
 
購入部数
 
住所
 
サロン名
 
ご担当者名をお知らせください。
 
 
良くあるご質問で「1部だけでも発送してくれますか?」と言う内容がありますが
 
もちろん、大多数の方々の購入部数が1部ですので、ご安心ください。
 
と言いますか、そのようなお気遣いが嬉しいです。AZS!