理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンの処方箋

3月と言えば卒業式や転勤などが重なるシーズン。

以前、ニジマス似のAIR兄さんが、こんな事を言っていた。


諸事情によって引越しを余儀なくされるお客さまがいる場合、

髪質や過去のヘアスタイル履歴、薬剤に対する各種データなどを書いた紙を渡していると言う。

この紙を、新天地での担当スタイリストに渡してもらうことで、お客さまの過去の情報が一目で理解できる。

オイラは、これを処方箋と勝手に命名しているのだが、渡された時の事を推測すると、やはり嬉しくなる。


見ず知らずのヘアサロンのドアを開ける事は、かなり緊張するし相当な勇気を必要とする。

そのような状況下において、この処方箋の存在は大きく、そして何よりも安心感が得られるのではないか。


お客さまは自分自身の髪型について、完璧に把握しているケースは少なく、

担当スタイリストがコミュニケーションを図り、徐々に理解できる事もある。

だからこそ、プロからプロへの処方箋は必要ではないだろうか。


そんな事を思った3月である。

花粉が大変です(鼻水)。

では。