理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

誰が新規客を担当するの?

会社での残業の際、いっつも食べる店屋物がある。

それは季節に関係なく、冷やしトロロ蕎麦。

ここ数年、ずーっと同じかも(汗)。

しかも、同じ店。

今晩も、迷わずオーダー。

後輩からは「またっすか? っちゅーか、それ旨くないですよねぇ」などと白い目で言われる始末。

正直言って、旨くない。

暑い時期はトロロが酸っぱいし、しかも年がら年中、蕎麦が箸でつかめない程に固まっている。

まっ、中った事がないから良いんだけどさ。

だけども、オイラが重要視しているのは、電話してから5分程で持ってきてくれる事と、

普通盛りでも大盛りを思わせる量感である事。

つまり、その2点を最重要視しているんだな。

ぶっちゃけ、味は二の次。


お客がお店に求めているモノは千差万別。

もっと言えば、お客はお店を使い分けているっちゅー事。

現に、上記の蕎麦屋は会社での残業時以外は、一切使わない。

蕎麦屋でお酒を飲む時は、別の場所。

美味しい蕎麦を食べたい時も別。


んで、何が言いたいのかっちゅーと、お客はヘアサロンに行く時、

何かしらの期待を抱いていると言う事なのよ。

似合うヘアデザインにしてくれるから、近いから、安いから、巨乳の若いスタッフがいるから。

理由はどうであれ、その店に行く理由が絶対にある。

だとしたらだよ、新規のお客さまが来店したら、デビューしたてのスタッフが担当するとか、

店長が担当するとか、その判断は慎重にすべきだと考えるんだな。


速さを求めているんだったら、仕事が一番速い人もしくは、すぐに応対できる人が担当すべきであって、

技術レベル以上に若いスタイリストだったら誰でも良い、なんてお客さまもいると思う。

要は、そこの見極めなんじゃないかな。

じゃー、その判断を誰がするんだって?


それがレセプション(フロント)さんの仕事じゃないの?

新規客の服装やしゃべり方、目線の先、来店動機をさりげなく聞き出したりして、

担当者を決めた方が良いと思うんだけど。

だから、新規客の担当者を決める時って、ある意味、すっげー難しいと思うんだ。

にも関わらず、ヘアサロン側は安易に決めていない?

年齢が近いからとか、そのヘアサロンで一番上手いからとか、

たまたま手が空いていたからとか、そんな理由で。


この考えは机上の空論なのかなぁ?