理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理美容学生の就職事情

本日は、都内の美容専門学校に行き、就職担当者を取材した。

近年の就職事情を聞く為である。

担当者曰く、学生が就職するヘアサロンを選ぶ際、まず最初に場所から絞り込むという。

想像通り、都内では原宿・青山・代官山・中目黒などが人気となっている。

勿論、希望に添ったヘアサロンに、すんなり就職できる学生は少なく、

学生は、ヘアサロン選びの範囲の輪を広げながら、探していく。

その際、学校の就職相談室に置いてある求人情報に目を通しつつも、

自分の足でヘアサロンを探すケースも増えている。

そして、お客としてヘアサロンに入り、雰囲気や空気感などを実際に見て判断するのだが、

大きなポイントは、スタッフ感がフレンドリーか否かという点。

店長やスタイリストとアシスタントがギスギスしていると、

それはそのままヘアサロンの雰囲気となり、お客(この場合は学生)に伝わる。

すると、学生は有名ヘアサロンであっても、求人に対する応募には、

どうしても二の足を踏んでしまうという。


就職先に求める事を学生に聞くと、教育システムを挙げる声は多いが、

オーナーとの距離感や場所(エリア)を重視している意見も増えている。

学生達の意見を聞く限りではあるが、雰囲気が良いサロンには新規客と同時に、

理美容学生も集まるということなのだろうか。

では。