理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

経営理念の共有

昨日は、東京・中野で開催されたサロンパートナーズフォーラムというイベントを取材。

コンサルティング集団が主宰するSPCN団体所属サロンがこの1年、

独自に取り組んだ経営手法の成功事例を共有するといった内容である。


店販への挑戦(店販品の良さを伝える)

家族のように(自分以上にお客さまのことを)

個人で勝つ(リーダー力よりも個人の力)

微笑みアクション(シンプルな行動を突き詰める)

デザインケア(コンセプトの徹底)

これらのテーマで、実体験に基づいた成功例が発表された。

どのサロンでも年間売上げが前年度比に対して向上しており、

それぞれが独自の成功事例を公表した。

発表を聞いていると、ある共通点に気が付く。

経営理念の徹底である。

もう少し突っ込んで書くと、スタッフ間の理念の共有となる。

同じ方向に向かってスタッフが一丸となって突き進む根底には、

理念の共有なくして成功はありえない、とも聞こえてくる。


スタッフに経営理念が浸透すれば、自ずとお客さまへも浸透するという。

例えばカウンセリング。

いかにして聞き出すか。その手法にこだわっていたサロンが、

お客さまと経営理念を共有していないと、カウンセリングそのものが成り立たないと発表していた。

顧客とサロンの間に違和感がある理由も、理念が共有されていない事が原因の一つ、ともしている。


それらは根本的な事例かもしれないが、案外、周知徹底されていない事に気が付いた。

それはある意味、経営理念の共有を徹底するだけで、

売上げはまだまだ伸びる可能性がある言うことなのだろうか。


では。