理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

新規オープンは集客チャンス

新規開拓総合支援サイト「新規開拓.com」を運営している㈱セルプスと言う会社に伺い、

新規客の集客を行なう際の予算設定について色々と取材させてもらった。

ご協力いただいたのは、同社の代表者。

事前にHPを拝見させていただいたのだが、物凄く勉強になることが多く、

しかも、とても理解しやすく紹介されており、非常に興味が湧いていた。

想像通り、とても気さくな方で、勉強になるお話を数多くいただいた。


「小型店舗の場合、新規出店の際に集客に掛かる予算を組んでいるケースは、案外少ないのです」と。

聞けば、新規出店の時こそ集客できるチャンスが高くなると言う。

新しいモノに興味を抱くお客さまは多く、

だからこそ、その時期に資金を投資して集客を行ない、客数を高める必要性がある。

そのためには、集客の予算組みが必要となる。

詳細な計算は省くが、平均顧客単価×平均年間利用回数×平均利用年数によって

顧客一人の生涯売上げが導き出され、その金額から生涯利益が判明する。

営業利益を22%とした際、3万弱と言う金額になる。

これが、一人のお客さまを集客する際の限度額であると話す。

集客の予算を、この額に近づけられるのかがポイントとも付け加える。


前述の通り、新規オープン時が集客における千載一遇のチャンス。

にも関わらず、集客に対する予算組みが行なわれていないため、中途半端な集客になってしまい、

それが、2年目や3年目までのジリ貧状態を生み、その段階で大金を投入して集客を行なっても、

思った結果にはなりにくい、とも代表者は話す。

となれば、新規オープン時に新規客を集めれば、紹介客も増えるため翌年以降は、

新規客の集客に対する予算が前年の2分の1、その翌年は3分の1でも運営できると語る。


机上の空論かもしれないが、初期段階の集客に苦労して悪循環に陥るヘアサロンもあるため、

このような考えで新規出店を実行する事は、必要ではないだろうか。

新規出店の際に行なう集客の予算組み。

これが繁盛店への第一歩である。

では。