理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

モバイルとヘアサロン集客と口コミ

モバイル(携帯電話)集客についてサロンサポート㈱の代表者を取材させていただいた時の話です。

大まかには「HP検索(調べる)」→「行動(来店)」→「共有(ネットに書き込み)」と言う順番

俗に言うアイサスの法則があるのですが、この流れに対して逆もあるらしいのです。


HPを検索したのに、まず最初に口コミサイトが目に飛び込み、そこから情報を集める。

厳密に言うと「検索(調べる)」と同じですが、表と裏と言う情報の出所が違います。

消費者の意見である口コミサイトを裏の情報(裏と言う表現は適していませんが)をチェックして、

ヘアサロン側が発信している表の情報であるHPを見て、そこから来店意欲が高まる。

そんな感じです。


本日の日記を更新する前に、とあるヘアサロンの情報を集めるため、

「地域名」と「サロン名」でネット検索したら、まず最初に口コミサイト、もしくは街BBSが来ました。

で、それらから見てしまうオイラ(汗)。その後、サロンのHPを探して見つけます。

前述の行動そのまんまを行なっていました。


サロンの宣伝広告は地域特性もありますが、サロンサポート社の代表者曰く

今後は、(ネット上の)口コミとの付き合い方についても考える必要があると言います。

「カットモデルをお願いする際には、メディア(ブログなど)を立ち上げている人に対しては

毎回、カットやカラー終了後に、感想を書いてもらうと言う形の契約も効果的ではないか」

とも語ってくれました。


しかも、その活動が複数のカットモデルで、さらには、長期間に渡って行なう。

結果、口コミの数が増えて、露出する機会が多くなる。

そして見込み客が、それらを見て最終的に集客につながるのではないか、とも話します。


話は変わります。

小さなお店、大逆転の法則と言うメルマガを登録しており(かなーり勉強になっています)

1月23日号が本日届き、読んでみますと、新規客集客に対する費用の考え方について書かれています。

ここではスペースの関係上端的に紹介するため、賛否両論あると思いますが

新規客1名の集客費用を「年間売上高÷年間お客様数」であるとしています。


この計算で、お客さまの年間平均利用金額が2万円と出たならば、その金額が費用となります。

集客後の1年間の来店による利用金額を集客費用として、翌年以降の利用金額で利益を求めると言う考えです。


新規客よりも優良顧客の方が、客単価もしくは来店頻度の影響もある為、年間利用金額が高くなります。

となれば、集客は投資とも考えられ、

来店後の信頼関係構築によって顧客となってから投資金額を回収すれば良い、としています。


つまり、一回の集客によって、ただ単に新規客数と単価と言う計算で損得を考えるのではなく

投資と言う意識を持てば、新規客数で判断でなく、リピート率の向上がポイントであり

一度来店されたお客さまに対して、帰られた後のフォローなどにも取り組む事が考えられます。


話を元に戻しますが、そのような観点から考えますと、

今後はメディアを持っているカットモデルに対して、集客的な投資を行なう事もアリなのでしょうか。

ブログなどに書かれたコメントは、ブログそのものが存在する限り目に入る機会があるため

ネット検索においては、チラシと比べると持続性があるとも思うのです。


などと考えている今日この頃です。

皆さんは、集客=投資と言う考えについて、どう思いますか?

では。