理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

今晩、商売の難しさを感じる

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本日、嫁さんと東京・練馬で飲んだ。

四文屋と言う、歩いていて偶然目に留まった、こ汚い居酒屋さん(失礼)。

でも、オイラは、この手の居酒屋さんが大好きなんで、嫁を強引に誘って突入してみる。

正直「やっぱ、オイラ達には、こんな感じの店だよねぇ」などと話していた。


で、中生ビール(500円)をオーダー。

雰囲気的には、ちと高いかななどと思っていると、すぐ来る。

見れば中生ではなく、ちょっと小さめの中生(汗)。

器が小さいオイラは、やっぱこれで500円は高いかな、などと思いつつも

お薦めボードに書かれている温豆腐(300円)を頼む。

半丁の豆腐が来るが、冷奴を電子レンジで温めただけのような感じの、

至って何の工夫もない温豆腐が手元に届く。しかも絹ごし。

嫁「ゴマふって、ネギもシャキシャキの状態だ出せば良かったんだけど」と言う。

中途半端すぎるよ。多分、原価20円程度。

嫁「私が作った方が、美味しくできるよね」と軽くダメ出し。

そして、妙に納得してしまうオイラ。


ここで改めて店内を見回してみると、ある事に気が付く。

客にオッサン連中がいないと言う事に。

若い連中ばかりなのだ。


商売は、ほんと難しい。

汚い店に興味がある若者には人気があるかもしれないが、

リピート率が高い酒飲みのオッサン連中に見放されている光景を目の当たりにしてしまうと、

今後、どうなるのか心配だ。


オイラが大好きな門前仲町の魚三は、コストパフォーマンスと味のバランスが良く

賛否両論あるが(特に接客)、なんだかんだ言いながらも通ってしまう。

味と価格に裏切りがないからだ。

今晩。商売の原点、厳しさと言うものを改めて痛感した。

集客とリピート。このバランスが良い店が名店なのだろうか。

これは飲食店に限らず、ヘアサロンでも同じだ。


ちなみに、一番美味しかった肴は、キャベツ(100円)。

キャベツそのものよりも、オプションで付いていた味噌が旨いのよ(写真参照)。

では。