本日は、シェービング専門店を取材した。
経営者曰く「女性理容師の活躍の場を作りたかったから」と。
続けて「理容師の仕事は髪を切るだけではなく、シェービングを通じて美と心地良さも提案できる」
とも話す。
レセプション周辺や個室、什器に使用道具、照明やアロマなど、
従来の理容店で行なうレディースシェービングとは一線を画している事が、一目で理解できる。
また、エステを想像する表現も極力避けている。
その理由としては「地域のお客さまに毎月1回、気軽に来店できる場所を目指すため」としている。
だから、リーフレットの配布は、通行人ではなく地域住民に一人ひとり配ったと言う。
当初、人材確保に困難を要すると予測していたが、募集を行なうとアッサリとクリア。
「パートタイム契約でも、まだまだ女性理容師が集まる事を知った」とも言う。
それは、女性理容師を活かしきれていないと言った、
理容業界の問題点を浮き掘りにしているとも受け取れる。
最後に、ボソっとこんな事を言う。
「経営は軸がブレたら、売れるモノも売れない。それが理美容業界の現状ではないか」と。
このシェービング専門店、今後も注目していきたい。
では。