一昨日、中野製薬が主催した財務管理ゼミを取材した。
サロン経営(個人事業)のための経理知識が、主な内容だった。
講師曰く、今回は基礎の基礎と言う。
貸借対照表(バランスシート)、損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方、
正直、数字や計数管理が苦手のオイラには、勉強になった。
個人事業を対象にした内容であったため、ヘアサロン経営者には、
物足りない内容だったかもしれないが、
今後、独立を視野に入れている店長などには適していると感じた。
ここ数日、顧客データや数字からサロン経営を見る機会が多く、
印象と数字には、大きな隔たりがある事を痛感する。
「今月は新規客が多かったな」と経営者が感じても、
それは経営者が担当した客数のうち、たまたま新規が多かっただけで、
総客に対する新規は先月同様もしくは減少しているケースもある。
なるほど、これが数字はウソをつかない、と言う事なのか。
理容業界に多い、二世経営者。
果たして、自店の数字を把握している人は多いのか、少ないのか。
そんな事を、ふと思った。
では。