理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理容室のニュースレターで卵かけご飯。って意味不明ですよね( ̄ー ̄)ニヤリ


理容室が発行するニュースレター(情報紙)だから、掲載内容はヘアケア情報を中心に・・・ではなく、読者(優良顧客)が面白がれば何でも良い。と言うのが前回の話でした。

私のニュースレター製作経験では、こんなことがありました。

以前、東京・有楽町のピエトロドレッシング専門店で珍しいドレッシングを購入した一連を紹介。購入した現物と活用レシピ案内をサロンに置いておくから、とも掲載したら、来店顧客たちがドレッシングを手にして、ワイワイ盛り上がっていたことが印象的です。

ニュースレターを作る際、大切なことは何でしょう。それは、読んでもらうとこと。郵便受けでニュースレターを手にした読者は、瞬時に判断します。これは捨てるモノなのか、あとで読むモノなのか、と。

ニュースレターで毎回毎回、発行元の理容室の宣伝ばかり掲載していると、残念ながら即ごみ箱行きとなります。だって面白くないニュースレターですから。だからこそ、兎にも角にもまずは面白い、と思ってもらうことが重要なのです。

面白い内容とは色々ありますが私の経験上、お客さま声を集計した結果を掲載することかな。具体的には、そうですねぇ。卵かけご飯の食べ方とかも、盛り上がりましたよ。

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写真 acworkさん写真AC

え? と思いました? 理容室が作るニュースレターに卵かけご飯に対する集計結果? と違和感を抱いた方もいることでしょう。繰り返しになりますが、まずは「ニュースレター=面白い」と言う印象付けこそが大切。

地域特性もあるかもしれませんが、大体、卵かけご飯は色々な食べ方が出てくるのです。実際の集計結果はこんな感じでした。

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卵かけご飯アンケートの上級編としては、具体的にアノ店で売っているアノ調味料と言う具合に、地域住民のみ知りうる情報をブチ込むことで、盛り上がり度は格段に向上することでしょう。

顧客参加型の企画は、販促の基本中の基本。ですから、ニュースレター販促で顧客アンケート結果を掲載する手法は、一見してふざけた感じですが、実は王道。

いかがでしょうか。顧客と共に作り盛り上がるニュースレター販促の面白さが少しでも伝わりましたでしょうか。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

あ。そうそう。このような小さな理容室の販促についてで宜しければ、奈良県で3月16日(月)に参加者と情報共有致します。詳細はコチラで→ NARAまほろばサミット2020 


【この記事を書いた変な理容師の紹介】

關口和彦(せきぐち・かずひこ)。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。47歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。