理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理容室のニュースレターだからヘアケア情報やメンズ美容情報を掲載するの? いやいやいや。面白ければ何でも良いんです。掲載内容は。


昨日触れた、お客さまにお手紙を送り接触回数を増やす、俗に言うニュースレター販促。その必要性を理解している理容師は多いと思います。とは言え、伝える内容が思いつかなく、イマイチ実践できない理容師も少なくありません。

 

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理容室が顧客に発送するニュースレターだから、掲載内容はやはりヘアケア情報もしくは美容情報、最先端のヘアスタイル情報などを思い浮かべることでしょう。

もちろん。それはそれで良いと思います。

が。ニュースレター販促を行ない続けている理容師たちが口をそろえて言うのは「掲載内容は面白ければ何でも良い」となります。えぇ。ヘアケア情報でもなく、美容情報に限られないのです。

ニュースレターを作り続けていると時々、ヘアケアや美容情報とは無関係な内容を、無意識に掲載してしまうことがあります。近所のあの店のアレが美味しかったとか、あそこに行ったら面白くてね…みたいな感じで。

で。そのような内容が意外と反響あったりします。

だからです。何でも良いので、とにかく面白い紙面構成にする必要があります。私が製作していたネイルサロンのニュースレターもそう。ネイル情報なんか、ほんの少し(笑)

それがコチラとなります。A4サイズ両面カラー構成。写真は裏面です。

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ピエトロドレッシング専門店に行った話。貝のなめろうを食べた話&値段当てクイズ。お客さまアンケート企画のお題。ゴールデンウイーク中のお客さま行動アンケート結果など。

こんな内容で本当に大丈夫なの? と思った理容師も少なくないと思います。えぇ。大丈夫なんですよ。私も一応、最初の頃はマジメにネイル情報を掲載していましたが、徐々にネイル関連とは無関係な内容を掲載したら、顧客にウケまして。

最終的には、紙面6分の5が無関係な情報、ネイル情報は6分の1程度。読者(お客さま)の反響も良いので、ネイルサロン経営者も面白がって、このような内容で毎月発行していました。

どうですか。ニュースレター販促の印象が、ざっくり伝わりましたでしょうか? 単純に面白い内容を紹介すれば良いのです。次回は、ニュースレターに掲載したら盛り上がった企画について紹介しますね。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


【この記事を書いた変な理容師の紹介】

關口和彦(せきぐち・かずひこ)。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。47歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。