理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ボクのお店ができるまで③

店舗デザイナー、スーパー会計士さんも決まり、あとは物件を待つばかり。

それと、仲介業者がイイ人ばかりとは限りません。

さて、これから主人公はどうなるのでしょうか???

第三話スタートです。


「04年3月前半 空き物件情報が入る」

不動産屋から連絡が入る。

13坪で家賃が34万円との事。

希望する20坪ではないが、不動産屋が強く薦【すす】めるため、見に行くことになった。

第一印象は「暗い・狭い」である。どうもピンとこない。

丁重【ていちょう】に断りかけようとすると、不動産屋が執拗【しつよう】に薦めてくる。

「こんな好物件、最近見たことない」とか「私だったら、ここに決める」などと言ってくる。

答えを渋っていると、営業マンが1人、また1人と増え、最終的には3人の営業マンが強く薦めるのである。

しかも執拗【しつよう】に。

ゴリ押しと言った方が適切【てきせつ】かもしれない。

丁重に断っても、そのゴリ押しは続く。

まるで、マルチ商法である。

挙句【あげく】の果【は】ては、「本当にお店を出す気あるのですか?」と、

とどめの一発を食【くら】らったが、イヤなモノはイヤなので、強く断り不動産屋を後にした。


つづく


その4
http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/archive/2005/12/1?m=lc