理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ボクのお店ができるまで⑥

秋田の思い出。

ラーメン居酒屋で飲んだお酒。

まぁ、その辺は後日、改めて投稿しますね。

と言う事で、第6話がスタートします。


「04年6月 親切な不動産屋と出会う」

とりあえず、店舗デザイナーに図面の料金支払いについて相談した。

そうしたら、今回の使えない図面代金60万円は待ってくれることになった。

しかも、その60万円でもう一度店舗デザインを行なってくれるとも言ってくれたのだ。

もう騙されない。

一番最初のゴリ押し不動産、物件オーナーの言いなり不動産との出会いよって人間不信になりかけたけど、

腹をくくったボクは再び物件を捜す毎日。

今度の不動産屋はとても親切だ。

もう、10軒ほど紹介してくれた。

でも、全部立地条件が合わない。

物凄く合わない。

風俗街のど真ん中の立地だったり、とにかく商売が行なえる物件を紹介してくれない。

親切な不動産屋なんだけど・・・そんなことを考えていたら、また連絡が入った。

物件の紹介である。11軒目だ。

見に行くけど、そこもダメ。

だって、水道管が細くてシャンプーなどで大量の水を使用する理美容業には不適。

新たに水道管をひくには約100万円かかるらしい。

丁重に断りかけたら、不動産屋の顔が強張【こわ】ばっている。

挙句の果てには

「本当にお店を出す気があるの?」

「妥協【だきょう】してくださいよ」なんて言われた(汗)。

以前にも似たようなことを言われた。

妥協はしているつもりだけど、直感も大切にしたい。

もう不動産屋の紹介は期待しない。

自分で物件を捜すしかない!

つづく


その7
http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/archive/2005/12/5?m=lc