理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

知っていますか?「伝える」と「伝わる」の違いについて

本日の内容【コミュニケーションとは何か】
 
 
昨日、取材させてもらったコミュニケーションの講習会。
 
矢沢大輔講師曰く「コミュニケーションとは、相手の価値観に沿って伝えること」としています。
 
そのため、まずは複数存在する
 
価値観の上位をリサーチする必要が生じます。
 
 
毎度どうもです。コンバンハー。
 
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
 
何気に猫背であることを最近自覚した理美容教育出版の関口です。
 
 
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「男性は、主に仕事が価値観の上位にくるが、女性は家族と言うケースが多い」
 
このように、まずは自分と相手の価値観が違うと意識するだけでも
 
コミュニケーションがスムーズに行なえるとも付け加えます。
 
 
例えば、理容師カフェ。
 
 
男性の価値観から見ると、夕方には終了して

その後は、21時とか22時まで飲み会。
 
場合によっては、二次会とかでも情報交換を行ないワーワー盛り上がる。
 
 
一方、これが女性目線となると、10時スタートの12時終了で
 
ランチを一緒に食べた後は
 
茶店に行きケーキセットを楽しみながら情報交換を行ない
 
夕方には終了となります。
 
休日とは言え、家事や育児が待っていますからね。
 
 
このように、理容師カフェを軸にして男性と女性がコミュニケーションをとる場合
 
双方の立場(事情)を知ることで、打開策を考える事ができるのです。
 
 
これが、自分の立場だけで考えてしまうと
 
「なぜ、理容師カフェに女性の理容師が参加しないのか?」
 
「良さが伝わっていないから参加しないのかも」
 
「であれば、伝えよう」
 
となり、これが俗に言う押し付けとなります。
 
 
矢沢講師は言います。
 
「価値観が違う相手に自分の価値観を押し付けると、逆効果」
 
「より強く拒否してしまう」
 
 
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ヘアサロン経営に落し込むと……
 
カットは1時間という、価値観を抱いている顧客に対する優先順位は
 
テキパキとした施術と時間内で終了する事が大前提。
 
 
その範囲内での提案を意識したコミュニケーションでないと
 
逆効果になってしまいます。
 
 
だからこそ、まずは相手の価値観の上位に存在しているモノは何か。
 
その辺を意識しする事が必要となるのです。
 
 
コミュニケーションが不足している現場で多いのは
 
「この間も、同じことを注意したよね! なんで同じ失敗を繰り返すのか!」
 
このような言葉が飛び交いますし
 
私自身も、同様の経験を何回も行なっています。
 
 
「何かを伝えた際に『分かった?』と質問する事で『分かった』と応える」
 
「だって『分からない』とは言い難いから」
 
「これは俗に言うクローズクエスチョン」
 
「だから、伝わらないままコミュニケーションが終了して、再び同じ問題が発生する」
 
「そして『この間も同じことを…』と思い、イラっとしてしまう」
 
 
では、そのようなシチュエーションを回避するには、どうすべきか。
 
 
「質問方法を変えるだけでも違ってくる」
 
「例えば『今の私の話について、どう思ったか?』と聞き意見を求める」
 
「その応えに対して、自分が伝えたい意図と違えば、再度伝える」
 
「オープンクエスチョンというのが、この手法」
 
 
自分の価値観を満たすために、現在行なっている仕事をどう活かすか。
 
「価値観」と「仕事」が連動することで、人は必然的に行動することになる。
 
 
矢沢講師は、親戚の子供との取組みを実例に挙げて説明します。
 
 
「人の話を聞けなくて、学校の授業が受けられない状況だった」
 
「しかし、その子は鉄道に対する興味と知識は物凄く、些細なことも記憶している」
 
「価値観の最上位が鉄道に対する知識であり、学校で学ぶ勉強は限りなく低い」
 
 
「そこで聞いてみた。『将来、どうなりたいのか?』と」
 
「すると、こんな話が聞こえてくる」
 
 
「海外を冒険して、30歳の頃には日本に凱旋帰国。その後は旅行会社に就職」
 
「就職後は独自の経験を活かして、冒険ツアーという企画を提案したい」
 
 
「そこで再び聞いてみた。『海外に行き、冒険するには語学が必要だが、どこで勉強するのか』と」
 
「そして、こう応える。『学校で勉強できる英語の授業だ。しかも無料』」
 
 
「海外に行くのであれば、地理や歴史についても知る必要がある」
 
「それらは、どこで学べるのかと聞くと『学校の授業の地理や世界史ではないか』となる」
 
 
「旅行会社に就職し冒険ツアーを企画・実行する際。料金を決めるには数字の知識が必要」
 
「だから、学校で勉強する算数が必要ではないか。そのような話をした」
 
 
そのような問いかけの結果、親戚の子は学校に行き勉強にも取組んでいると言います。
 
 
子供の夢、つまり価値観ですね。
 
一方、親が子供に対して求める価値観である学業。
 
 
この双方の関連性を伝えて、理解を促すことで人は自発的に行動する。
 
それがコミュニケーションであると説明するのですが
 
聞いていて、ストンと物凄く腑(ふ)に落ちました。
 
ありがとうございます。
 
 
「説得するのでなはく、相手が納得できるのか否か」
 
コミュニケーションの本質がそこにあると教えてくれます。
 
 
その他にも利他の精神の必要性を説く前に
 
利己の精神が満たされること
 
言い換えればバランスが重要と言うお話も共感です。
 
 
以前、中日ドラゴンズ前監督の落合氏が
 
「仕事は自分の為に行なうもの」としており
 
かなり納得した事を思い出しました。
 
 
 
そうそう。
 
私自身の価値観を書けば「消費行動の要因を解明して、理美容業界に落し込む」
 
それがランキング第一位で、第二位が
 
「各種媒体を通じて多くの人たちに、分かりやすく伝える」
 
そのような感じです。
 
 
とても参考になる講習会でした。
 
ありがとうございます。
 
 
本日の感謝 
 
基本的なことですが
 
伝えると伝わるの違いが理解できました。
 
 
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お誘いいただきました岩田さん(↑)ありがとうございます。
 
 
明日の夢
 
サロンめぐりとイベント取材。
 
楽しみです。
 
 
今日の歩数
 
8,067歩
 
やっぱ少ないなぁ。。。
 
 
只今のチラシ収集枚数
 
138枚(200枚になったら、また一旦整理して傾向を紹介します)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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