ご訪問ありがとうございます。こんばんは。
来週の締め切りに対して、かなり焦っているエロ侍です（汗）
本日は、東京・代官山のTHE・BARBER（ザ・バーバー）で撮影の立会いと
THE・BARBERさんで教えていただきました話は、また後日。すんません。
小売業の経営改革と成長戦略と題した同セミナー。
無印良品では4年間で50億から150億へとした人物。
繰り返しになりますが、売上げではなく、経常利益です。
また、九州を中心に展開しているドラッグイレブンと言う会社では
ファンドの介入と自ら社長となり、マイナス15億からプラス14億へ建て直し
現在の成城石井では、経営改革初年度に２～３倍の利益回復との事。
このような講師紹介を聞きますと、正直「なぁ～んか、世界が違うな…」なんて感じます。
でもね、講演を聴いていますと、なんちゅーか距離感が近いんですよ。
「小売業が好きなんです。だから、今まで関係してきた企業は、小売業」
「小売業の企業価値は売り場にある。売り場には、お客さまがいるから」
「だから、お客さまの満足度を高めれば売上げが向上し、結果、利益にも繋がる」
そのような話が聞こえてきますと、こうも続けます。
「財務諸表（特に損益決算書）を見ると人件費はコストに過ぎない」
「表面上の数字だけを見れば、人件費を圧縮すれば固定費が低くなり利益が生まれる」
「ただし、それは短期的に過ぎない。だから、社員のリストラも行なわない」
「顧客満足度を高めるのは社員だから」
こんな内容になりますと、当初のイメージとはかなり違う事を感じます。
「小売業の場合、業績の違いは現場の社員が本部の指示を、実行しているのか否か」
「それは、言い換えればコミュニケーションになる」
オイラは、コミュニケーションと言う言葉が嫌いです。
今まで何か問題がおきると散々「そりゃ君、コミュニケーションが不足しているからだよ」
「だから今後は、コミュニケーションをとって云々（うんぬん）」と言われたからです。
そんな話を聞く度にいつも思います。
「効果的なコミュニケーションってなんすか？」と。
こんな事を言いたくはありませんが、逃げ口上の代表例が
コミュニケーションと言うキーワードであると思っています。
が、大久保講師のこんな言葉が、スコーンと心に響きます。
「上司が部下に指示をした。でも、実行されない」
「その際、指示内容を行動していない場合、過程にも問題がある。そして、実行度も低い」
「主体がどこにあるのか。そこを重要視する」
「上司が指示した。部下が行動しない」
「多くの場合、行動しない部下が責められるが、問題の多くは上司にある」
「部下が行動できない指示を行なっているからだ」
と、書いていますと、労働者側の視点が強いですよね。オイラもそう思います。
ですが、大久保講師は、こんな話もします。
「現場が行動しない原因は二つ」「１．数多くの事を言う ２．難しい事を言う」
これやって、あれもやって、しかも、数ヵ月後までに結果を出せ。
確かに、そのような指示の場合、優先順位が理解できない為、行動順位が組めません。
戦略・戦術・戦法に共通しているのは優先順位の明確化だと思います。
つまり、指示を行なうと言う事は、優先順位を提示する事ではないでしょうか。
もっと言えば、コミュニケーションと言うのは、行動内容の順番を教える事だと知りました。
スミマセン。ごちゃごちゃと書いてしまいました（汗）。
大久保講師の言葉で一番勉強になったのは、こんな話。
「小売業種の場合、休日の土・日が勝負だが、それまでに行なう事がある」
「週次（毎週、問題点をチェックする）を行ない、週末の翌日、月曜日には問題点を打ち出す」
「そして、木曜日や金曜日にテストして解消する。その繰り返し」
「良かった事は、改善を加え継続する。結果が得られなかった事はやめる」
「ゴチャゴチャ考えているよりも、やってみて結果が得られた事を行ない続ける」
「その繰り返し」
…。はい。仰る通りです。
大久保講師の言葉、かなり勉強になった本日。
まだまだ紹介したいのですが、かなり長文になってしまいましたので、この辺で。
尊敬する人物が、また一人増えました。ありがとうございます。
帰宅途中、大久保講師の著書を購読したのですが、
今回の講演内容が書かれており、今後も著書を読んでいきます。
ありがとうございます。
本日の感謝
大久保さんの話を聞きて、嬉しかったです。
主催者のNBAに感謝です。ありがとうございます。
明日の夢
楽天、勝てますように。
ちゅーか、野村監督の短期戦略を見たいです。
