理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

1位商品の必要性と、作らない経営者

本日の内容

ランチェスター戦略の重要性

・業界1位商品の存在がもたらす、同業他社との差


皆さん、コンバンハ。いつも、ご訪問ありがとうございます。

先々週の事になりますが、いつもお世話になっている古田土会計士事務所主催の

異業種交流会2009を取材させていただきました。

第一部では、1位作りの経営戦略 ランチェスター・ビジネスセミナーが行なわれ、

今回は、その内容を紹介させていただきますね。



いつものように書いていましたら、これまた長文になってしまいましたので、

ここでは、かなり、割愛(かつあい/省略)させていただきました。ゴメン。


当日配布された資料(中小企業1人当たり年間純利益調べ 黒字企業のみ/TKCより)によりますと

理容業が8.9万円、美容業が13万円となっており、日本の全業種の平均は31.9万円。


「従業員1人あたりの年間純利益を約30万円とすると、月当たりは2万5千円」

「1日当たり1100円。1時間当たり150円となる。」

「だから、一日の労働時間の15~20分程度が純利益になる」


この数字を理美容業で計算すると理美容平均で11万円として、月当たり9166円。

1日当たり382円(一ヶ月の労働日数を24日で計算)、

1時間当たり48円(一日の労働時間を8時間で計算)となります。


市場占有率の二乗が経常利益。だから、集客を行ない続けて行くと、一定の時期から利益体質になる」

と竹田講師が説明すると、今度は違う資料を参考にします。


それは、上場企業の1人当たり年間経常利益調べ(ヤフーファイナンスより)ですが

見ると黒三角、つまり赤字決算が数多く目に入ります。


とりあえず、アサヒビールサッポロビールの経常利益の違いから両社を比較し

市場占有率の二乗が経常利益であることを証明する竹田講師。

アサヒビールの占有率は約40%で、サッポロビールは約15%。

占有比率を比べると2.6(アアヒ)対1(サッポロ)。

1人当たりの経常利益(二乗計算結果)では実に7対1です。

この両社の違いには、業界1位の商品が存在するか否か。

だからこそ、1位商品が会社の趨勢(すうせい)に大きく影響すると説明します。


別の資料には、中小企業訓戒の詩として、このような言葉があります。

「強いモノ、もしくは1位が1つもないから業績が悪くなる」

「1位商品が作れないのではなく、社長が1位作りを目標にしないだけ」と。


弊誌サロンオーナー10月号(9月10日発売)では、ヘアサロンの付加価値を特集テーマとしてみました。

見えないモノを伝える。そんな、サブタイトルを予定しています。

自店の付加価値を明確にすれば、そこから1位商品の存在に気が付くから。理由は、そこにあります。

10月号の取材なども、頑張りまーす。


本日の感謝

メガネを買いました。

コンタクトが当分、手元にないので、数日はメガネ生活が続くのですが

そのメリットを説明してくれた、販売員スタッフとの出会いに感謝です。


明日の夢

ちょっと面白そうなイベントに参加させていただきます。

このご縁を繋いでくれた方に、感謝です。楽しみ♪