理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

水槽とチラシと儲かる仕組み

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一昨日、いつもお世話になっている、東京・白金にあるヘッドスパ専門店に行きました。

急なお願い事にも関わらず、ご協力いただきホント助かります。


久し振りに会う経営者からは、色んなお話をいただきました。

なかでも印象深いのが、自宅の引っ越しに伴いサロンに設置した水槽(写真参照)の話です。

数年来に渡って、自宅で育て上げている熱帯魚(この表現でいいのでしょうか?)を、

サロンに持って来てディスプレイしてみますと、それが集客やリピート率向上に繋がったと言います。


閉店後、照明を落としている為、外から見ますと水槽と熱帯魚の存在が目立ち、

興味を示した通行人が、立ち止まり、そして見入る。

そこでサロンの存在を知り、来店されると言う流れなんですね。


人は動いている時に視野に入った情報は案外覚えていなく、

逆に立ち止まった時に眼に入ったモノは記憶すると聞きました。

となれば、店頭の看板なども一旦立ち止まって見てもらう必要があり、

このヘッドスパサロンの場合、水槽と熱帯魚が通行人の興味をそそったのですね。


話は変わり、チラシについても色々教えてくれました。

効果的なチラシと、そうでないチラシ。

この二つの違いについて、自身の経験からビジュアルよりも詳細な説明がポイントと語ります。

イメージカットがドーーーーンと掲載されているよりも、

一つひとつの施術を写真を交えて紹介されている方が、集客に繋がると話してくれます。


昨日の日記にも書きましたが、お客さまは知らない事ばかり。

サロン側の常識一つにしても、それは、お客さまにしたら初めて知る事であり、

だからこそ、詳細な説明が必要であると思います。


この経営者の凄い所は、自店の儲かる仕組みを構築していると言う点です。

何かを行なって、そして結果から反省点を導きだす。

もしくは成功要因を見出す。

この一連の流れを行なっており、そこから自店に見合った繁盛の方程式を生みだしているのです。


当ブログや弊誌サロンオーナーでは、そのような成功事例や考え方などを紹介していますが、

最初はマネから入りつつも、最終的には経営者自身が取り組み、そして反省点や成功要因を導きだし、

そこから自店の儲かる仕組みを発見する事が望ましいと考えています。


などと生意気な事書いてしまい申し訳ありません(汗)。

ですが、オイラが接している経営者の多くは、行動してダメだったら他者の責任にするのではなく、

その原因を自分なりに見付けていると言う共通点があります。


儲かる仕組みは、どこにでも存在し、それを見付けるか否か。

そこが経営者の仕事の一つなのかなぁ、と思いますがいかがでしょうか。

では。