理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

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楽天・野村監督の言葉から学ぶ

昨晩、楽天・野村監督に長嶋一茂がインタビューしている光景が放送されていました。

一茂が現役でヤクルトに在籍していた時の練習として、

当時(ヤクルト時代)の野村監督は次のような事を行なったそうです。


監督が指定したコースに対して、バッティングピッチャーが投げ、

それを一軍のバッターに打たせると言う内容です。

コントロールが良く厳しいコースに来れば、簡単にヒットを打つことは難しく、

逆に、打たれる場合というのは得てしてコントロールミスによる甘い配球、

もしくは真ん中に近い場所に入った時である事を体験させたと言います。


だからバットをブンブン振り回すだけではなく、相手の心理状態を読み

配球を考え、ヒットが出にくい際どいコースはカットし、

甘くなりそうな状況を予測して狙う事がヒット、もしくはホームランに繋がるのですね。


ピッチャーにしても同じで、剛速球をバンバン投げることではなく、

いかにコントロール良く配球し、甘い球を少なくするか。

厳しいコースに決まった配球は、分かっていても打てないのは前述の通り。


「剛速球を投げる練習。バットを振り回す練習。そーじゃないんだよ野球は」

オンエア中の野村監督が発したこの一言が印象深く残っています。

つまり、考える、と言う事なんですね。


話は変わりますが、今はセリーグパリーグ交流戦がスタートしていますが、

この交流戦で一番重要視されているのが、データ不足の相手チームの情報を

いかに集めて分析できるか、そこがポイントであると新聞に掲載されていました。

これは、情報を制したチームが勝利を手にする確率が高くなると受け取れます。


さて、野村監督の考えと交流戦における情報の重要性。

この二つをヘアサロン経営に落とし込んで考えますと、どうなるでしょうか?

オイラ的には、配球を考える、もしくは予測する事をカウンセリングに当てはめ、

コントロールの良さを接客レベル、情報戦を顧客管理戦略と置き換えてみます。

皆さんは、どのように考えますか?


それにしても、野村監督がヘアサロンを経営したら、どうなるんでしょうか?

「相手チームが、どんなに強力なオーダーを組んできても、

選手一人ひとりを分析していけば、そこには必ず弱点がみつかる」

そんな言葉も放送されていましたが、この考えはサロン経営にも使えそうですね。


わずか数十分の放送でしたが、勉強になるお話がたくさんありました。

それにしても、野村監督と一茂というディレクション

考えて実行したテレビ局の人の企画力の凄さを感じました。


追記 野球が詳しくない方、理解し難い内容になってしまい申し訳ありません。