先日、とある方と数年ぶりに一緒にお酒を飲む機会がありました。
誘われても誘われても遠回しに断っていたのですが、
昨晩、何となく断りづらかったので行ってきました。
まず、なぜその方と飲みに行きたくなかったのかと言いますと、
話が「つまらない・長い・繰り返す」と言う三重苦であり、
支払いは相手持ちであるにも関わらず
「あんまり飲むなよ・食べるなよ」ビームを発してくるのです。
で、意を決して一緒に飲み会場所に向かったのですが、その途中である事を考えました。
「どうせだったら、面白くしよう」と。
つまり、普段の仕事の要領で「うんうん」「そーなんですか!」「なるほど!」
と相づちを打ちつつ、面白そうな話のヒントが相手の口から出たら
「えっ! なんですかソレ?」「それって本当の話ですか?」「知らなかった!」
などと言いつつ、強引に面白い話を引き出して、
最終的に自分のペースに持って行くと言う作戦です。
で、実行してみたのです。
コレが自分で言うのも恥ずかしい限りですが、見事に大成功。
相手は気持ち良くなり饒舌(じょうぜつ)に、しかも自分にとっては面白い。
ここで気が付いたのですが、もしかしましたら「つまらない・長い・繰り返す」
この三重苦にしてしまったのは、オイラの責任なのかな、と。
数回ほど三重苦が続き、どうせ今回も・・・と思う気持ちが相手に伝わり
だから余計に無理して話をされるから、つまらない話が長くなり、
ネタがなくなるから繰り返す。そう思ったのです。
確かに、酒の肴は枝豆だけという過酷な条件ではありましたが、
自分自身の気の持ちようで、何とでもなると言う経験をしました。
いつのまにか、「つまらない・長い・繰り返す」事に対する責任を相手に押しつけて、
しかも自分は悪くないと言うなネガティブ発想が、オイラの心の奥底にあったんですね。
数年前でしたら、このような気付きがなく、色んな人の話を聞き
自分なりに、ほんの少しだけ成長している事を自覚しました。
これもひとえに、一つひとつのご縁と、気付きを与えてくれる方々のお陰です。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。
でも、枝豆だけって体壊しそうだなぁ(汗)。