理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

経営セミナーを別角度から見てみました

本日と言いますか、正確には昨晩、東京・八重洲で開催されました

「店舗経営の常識が変わる! 現状を打破する逆転の経営戦略」を受講・取材させてもらいました。

内容は顧客管理の必要性と効果的な方法。そして東芝IT社製品の紹介です。

講師は東芝ITコントロールシステム株式会社の高田靖久氏。


2月末日にも、同セミナーを取材させていただき、当ブログでも紹介させていただきましたが

非常に勉強になった事を昨日のように覚えています。

セミナー内容もそうなのですが、その流れと言いますかプレゼン方法に感銘を受けたのです。

で、高田氏とのご縁を大切にしたいので、本日、あいさつをさせていただき、

その延長で、再びセミナーを受講させてもらいました。

2回目と言う事で、今回は少し違った目線で見てみます。

全体の流れに注目して追ってみました。


1 最初に自社の説明を行ない、怪しい会社や商品を売り付ける内容ではない旨の説明。

2 過去の自分の失敗談(過去、DMの重要性を知らなく、受講生1名の時もあった)。

そこからDMなどによる集客の難しさを知り、試行錯誤した話。

3 自分の紹介。「たかだ」ではなく「たかた」と呼び地元の福岡ではポピュラーである事。
 
その代表例が浜崎あゆみの「はまさき」、山崎拓の「やまさき」、ジャパネットたかた

この例え話で全世代の受講生に対して名前を覚えてもらう。

ジャパネットたかたの販売方法は普通の商品を、価格の訴求でなく、

売り方を工夫して業績を伸ばした。売り方の重要性の提言。

5 売り方を勉強して成功した事例の紹介を2パターン。

売り方の重要性を別角度から提案。

6 その共通点に顧客管理ソフトの存在があると説明。

7 成功事例の仕組みの分析結果。

8 本日のセミナーの内容全体の説明。

9 注意点の促し。携帯電話や不必要な外出。前向きにとらえる事。

10 セミナーの本題(集客から顧客管理の方法など)。

11 自社商品の紹介(10分程度だが、その必要性を学んだ為、非常に興味が湧く)

  価格にしても他社と比べて、どれくらい優遇されているのか、

  また、今後の料金体系と理由を正直に説明する。

12 再び本題(ポイント還元システムの考え方、ニュースレターの書き方など)

13 一旦、本日の内容をまとめる。

14 短く再度自社商品のPR(販売方法に制限がある事など)

15 過去の受講生の感想などの声。

16 最後のあいさつ。アンケート用紙への記入促し。


と、ここまでですが参考になるセミナーを、このように分析してみますと、

かなり緻密に計算されている事が窺い知れます。

セミナー内でも語っていますが「あなたに必要な理由を教えてもらっている」

このセミナー自体そのものが一言で表現しますと、そうなります。

商品の説明は正味15分程度。ちなみに、セミナー全体は3時間半です。

決して「この商品、買いやがれ! 判子捺すまで帰さないぞゴラァ!」なんてありません。

ですが、もしオイラが経営者でしたら、間違いなく購入している事でしょう。

だって、買う理由を教えてくれたから。

しかも、販売制限がある為、いつかそのうちではなく、近いうちに、となります。


セミナーも見方を少し変えれば、色んなヒントがあります。

今回の流れはサロン経営においても、店販やキャンペーン告知などで充分マネできます。

そんな気付きをいただきました。


前回のセミナー内容
http://blogs.yahoo.co.jp/eroisamurai/52187350.html

売れるニュースレター
http://www.newsletter.jp/seminar.htm