本日、新潟・柏崎に行ってきた。
まず最初に、不幸にも今震災による被害に遭遇してしまった皆様、復興と自立を新たな目標として、
ぜひ前向きに頑張って欲しい。
全壊した家屋を撮影するにあたり、快諾してくれた方々の想い、確かに受け取りました。
「被害を風化させないためにも、もっと正確な情報を多くの人に知らせて欲しい」。
その言葉を聞いた瞬間、報道者としての当方を使命を痛感いたしました。
微力ながらも、協力させていただきます。
正直、ボランティア報告は、サラっと終わらせて、明日からはいつものように、
くだらない内容をダラダラと書くつもりでいた当方の浅はかさが恥ずかしい。
多くのことを学び、そして体験したので、数回に渡ってリポートしてみたい。
また、災害ボランティア初体験のオイラに対しまして、様々なアドバイスをいただき、
急なお願いにも関わらず快諾していただきました東京理容組合青年部有志の方々に、改めて感謝致したい。
本当に有難う御座いました。
新潟県・柏崎に到着したのは午前8時45分。
ボランティアの受付を済ませ同9時から、担当先の按分(あんぶん)が行なわれた。
理容組合青年部有志チームは、当方も含め7名。
災害ボランティアの経験を有する者は3名、その他は未経験者であった。
ボランティア受付センターで、男性10名による力仕事を担当する事になった同チームに、
自宅が全壊した被害者でもある地元の方1名、非番の東京電力社員2名が加わり、現地へと向かう事となった。
向かう先は半壊家屋なので、各自ヘルメットと皮手袋が手渡される。
それに加えて、大型ハンマー2つ。
受付センターから聞こえてくるキーワードは「力仕事」「瓦礫(がれき)」「池」「撤去」などである。
正直、かなりビビッた。ヘルメットを被るほどの場所とは、どのような状況なのか。
半壊である以上、作業中、いつ崩れてきても不思議ではない事を想像していたのだ。
現地へと向かう際、朝の通勤時間と重なった為だろうか、渋滞に遭遇するものの、40分程度で到着する。
自宅が半壊となってしまった被害者の方に出迎えていただき、早速、現場を見せていただく。
庭に瓦(かわら)が散乱していると同時に、窓ガラスも飛散している光景は、
旦那さんと奥さん、子供2人には片付けられるとは、とても思えなかった。
つづく