先週、美容学校の学生(2年生)を対象とした就職説明会を取材した。
出店しているサロンは、大手チェーン系とフランチャイズ系、地域密着系といった構成だった。
「どのような学生を求めていますか?」と聞いて周ったのだが、
多くは「元気で明るい子!」と言う応えが返ってくる。
「どうして、明るくて元気がある新人が欲しいのですか?」と突っ込むと
そのほとんどが「明るくて元気があるサロンだから」という。
それはそれで構わないのだが、正直、ちょっと残念な気がした。
なぜなら、当店は誰に・何を・どのように売るヘアサロンだから、と言った
ビジョンやコンセプトを語ったうえで、その理由から理想の人材を説明してくれる方が少なかったからだ。
もしかしたら、求める人材が明確になっていないケースは、案外多いのだろうか。
では。